【札幌記念】イメージとは真逆!? ただいま2連覇中の「激走ポジション」から突き抜ける穴はコレだ!

2年前の札幌記念覇者であるブラストワンピース

2年前の札幌記念覇者であるブラストワンピース


札幌記念(G2)が行われる札幌芝2000mは、直線が平坦で短いコース設定。夏のローカル開催が行われる競馬場は「逃げ・先行馬が有利」という印象を持っている方が多いでしょう。

しかし、同舞台で行われた札幌記念の過去10年(函館で行われた2013年を除く)の脚質別成績を振り返ると、逃げ馬はわずか1勝のみ。対照的に「差し」が5勝と好成績を残しています。

▼札幌記念の脚質別成績(過去10年、函館で行われた2013年を除く)
逃げ [1-0-0- 9]複勝率10.0%
先行 [2-3-3-27]複勝率22.9%
差し [5-3-4-32]複勝率27.3%
追込 [0-2-2-32]複勝率11.1%
マクリ[1-1-0- 0]複勝率100%
※マクリは道中後方→4角4番手以内

一般的な競馬場を楕円形とすれば、札幌は円形に近いコース。コース1周で直線部分が少なく、4つのコーナーが「緩やかで大きなカーブ」で構成されているのをご存知ですか?

直線が短くてもコーナーでスピードが落ちないため末脚タイプの馬に不利とならず、道中のペースが速くなる重賞では、より差し・追い込み馬に有利となるんです。

それを裏づけるように、札幌記念では「メンバー最速の上がり」をマークした馬が大活躍。中でも「4コーナー5~9番手」からメンバー最速の上がりを繰り出した馬は、過去10年で[3-3-2-0]と馬券率100%!

この中には2019年1着ブラストワンピース、20年1着ノームコアなどのG1馬だけでなく、17年2着ナリタハリケーン(12人気)などの爆穴馬も含まれています。

今年のメンバーで中団からメンバー最速の上がりを使えそうな馬は意外に少なく、前走上がり1位をマークして差してきた馬はブラストワンピースアイスバブルディアマンミノルの3頭しかいません。

昨年の札幌記念で4コーナー7番手からメンバー最速タイの上がりを出し、6番人気で2着に入ったペルシアンナイトも要注意でしょう!(コース適性分析班・大宮)

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