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【デイリー杯2歳S】セリフォスは鉄板級?軸馬としての信頼度は●%!
2021/11/13(土)
新馬、新潟2歳Sに続き3連勝を目指すセリフォス
デイリー杯2歳S(G2、阪神芝1600m) は伝統の出世レースとして有名です。
2018年の勝ち馬アドマイヤマーズは次走で朝日杯FSを制し、翌春のNHKマイルCを制覇。3歳12月には香港マイルを勝つなどG1で3勝を挙げました。
その他にも勝ち馬には15年のエアスピネルなど後にG1戦線で活躍する馬も多く、今後を見据える意味でも重要な一戦です。
今年は7頭立てと少頭数ですが、有力馬が揃いました。その中でも新潟2歳Sを制したセリフォスは、断然の人気を集めそうですね。
今回はこのセリフォスが本当に「鉄板級」の馬なのか、様々なデータを用いて分析していきたいと思います。
まずはローテーション。前走のクラスごとに成績を分析すると、このような数字が出ました。
▼前走クラス別成績(過去10年)
新馬 [4-2-2-18]勝率15.4%,連対率23.1%,複勝率30.8%
未勝利 [3-4-2-20]勝率10.3%,連対率24.1%,複勝率31.0%
オープン[2-2-3-17]勝率 8.3%,連対率16.7%,複勝率29.2%
G3 [1-2-3- 9]勝率 6.7%,連対率20.0%,複勝率40.0%
意外なことに、前走G3組は1勝のみ。むしろ新馬、未勝利勝ちの馬が勝ち切るケースが目立ちます。
ただし、「前走G3で1着」だったのは17年4着フロンティア、15年2着シュウジ、13年1着ホウライアキコ、12年3着マイネルエテルネルの4頭のみ。
馬券外に敗れたのはフロンティア1頭だけで連対率50.0%、複勝率は75.0%。信頼度は高いと言えるでしょう。
もう1つのポイントが「馬体重」です。デイリー杯2歳Sは好走する確率の高い『馬体重ゾーン』があります。馬体重別の成績をご覧ください。
▼馬体重別成績(過去10年)
439キロ以下 [0-1-0- 9]勝率 0.0%,連対率11.1%,複勝率11.1%
440~459キロ[2-2-1-14]勝率10.5%,連対率21.1%,複勝率26.3%
460~479キロ[4-2-6-31]勝率 9.3%,連対率14.0%,複勝率27.9%
480~499キロ[3-5-2-13]勝率13.0%,連対率34.8%,複勝率43.5%
500キロ以上 [1-0-1- 9]勝率11.1%,連対率11.1%,複勝率22.2%
馬体重「480~499キロ」の馬がアタマ一つ抜けた好成績を収めています!
セリフォスは前走時の馬体重が「486キロ」と、このゾーンにピッタリ当てはまります!当日の馬体重次第ではありますが、大きな増減が無ければ好走ゾーン内での出走が叶いそうです。
いかがだったでしょうか?過去のデータを見る限り、セリフォスに大きな欠点は見当たりません。軸馬としての信頼度は「80%」としました!(データ分析班・西谷)
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