【愛知杯】明け4歳が強力!実績より勢い重視!?

昨年はマジックキャッスルが豪快に差し切り優勝

昨年はマジックキャッスルが豪快に差し切り優勝


今週は中京競馬場にて愛知杯が行われます。愛知杯は芝2000mを舞台にして行われる牝馬限定のハンデ重賞です。

今年も実力馬が出走を予定していますが、その中から注目馬をピックアップし重賞展望していきます!

実績ではアンドヴァラナウト。昨春の牝馬クラシック2冠とは無縁でありましたが、格上挑戦となったローズSでは、王道路線を歩んできた強豪馬を寄せ付けず完勝。続く秋華賞では、直線内からソダシを交わし、見せ場十分の3着。瞬く間に同世代の上位に上り詰めました。今回は主戦の福永騎手から松山騎手に乗り替わりますが、初重賞制覇を飾った得意舞台。重賞2勝目となるか注目したい1頭です。

上昇度ではマリアエレーナ。格上挑戦となった前走新潟牝馬Sでは、中団追走から最後の直線では鋭い伸び脚を見せて完勝でオープン入り。明け4歳で目下4戦3勝中と上昇度は高く、同舞台での勝利実績もあり期待度は高そうです。この勢いままに重賞初戴冠となるか注目したい1頭になりそうです。

総合力ではマジックキャッスル。前走の府中牝馬Sでは、終始リズムの悪い走りで見せ場なく15着に大敗。20年の秋華賞から重賞5戦連続で馬券に絡む堅実ぶりを示していた同馬。前走の敗因ははっきりしていませんが、今回は昨年勝利した格好の舞台。同レース連覇を飾り復調気配を示したいところでしょう。