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【フェブラリーS】馬場状態が明暗を分ける!『激走ポジション』から突き抜ける馬は!?
2022/2/20(日)
内枠から連覇を目指すカフェファラオ
テレビ東京の競馬中継で解説を24年務め、数万レースを見てきた元JRA騎手・吉沢宗一さん。プロの視点でメンバー構成などから展開を描き、"未来予想図"をつくります!
今週はフェブラリーステークス(G1、東京ダ1600m)。展開面での攻略ポイントはこの2つです。
<1>先行馬多数でハイペース濃厚
<2>雨の影響で差し馬が有利になる
雨の影響で馬場の悪化は免れない状況。脚抜きが良くなりスピードが出やすい馬場へと変わります。そうすると自然とペースが速くなり、最後の直線で前の馬が止まったところを差し馬が交わしていく展開がイメージできます。
芝で楽に前に行ける⑪ソダシや②ダイワキャグニー、安定した先行力を持つ③インティや④アルクトス、⑨サンライズホープ、⑫ミューチャリー辺りも続くでしょう。これだけ先行馬がいればポジション争いも生まれますから、馬場とも連動してハイペースを想定します。
<向正面>
↑⑪
↑②③
↑④⑨⑫
↑
↑①⑤⑥
↑ ⑮⑯
↑ ⑦⑬
↑
↑⑧⑩⑭
この先行集団を見ながら、ある程度脚を溜めながら追走するのが有力馬も多い中団。
ペースによっては前にプレッシャーをかけていくこともあるでしょうが、基本的には前との距離を意識しながら直線勝負に備えます。
⑤レッドルゼルはパワーとスタミナを生かしたいタイプ。もう少し前にいるかもしれません。①テオレーマはジッと脚を溜めて切れ味を生かしたいタイプ。直線で進路を無くさないように立ち回りたいところ。
⑥カフェファラオは3戦3勝のホームグラウンドなら近走とは違うノビノビとした走りができるのでは?前走で溜める競馬で結果を残した⑮テイエムサウスダンも虎視眈々と狙ってくるでしょう。
<直線入口>
↑⑪
↑②③
↑ ④⑨⑫
↑
↑ ①⑤⑥
↑ ⑮⑯
↑ ⑦⑬
↑
↑ ⑧⑩
↑ ⑭
↑
東京の直線は長いので、この時点ではまだ大きな変化はありませんが、後続もジワジワとスピードに乗せながら最後の勝負に備えます。前がバラけていれば、その間を割って抜け出してくることも可能です。
先行馬が苦しい展開と言ってもG1で好勝負を続けてきた実力馬ばかりですから簡単には止まらないでしょう。内か?外か?という見応えのあるレース展開が期待できます(元JRA騎手)
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