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【NHKマイルC】武豊ジャングロが展開のカギを握る!? 「絶好ポジション」から突き抜ける馬がコレだ!
2022/5/8(日)

展開のカギを握るジャングロ
テレビ東京の競馬中継で解説を24年務め、数万レースを見てきた元JRA騎手・吉沢宗一さん。プロの視点でメンバー構成などから展開を描き、"未来予想図"をつくります!
今週はNHKマイルカップ(G1、東京芝1600m)。展開面での攻略ポイントはこの2つです。
攻略ポイント
- ①リズム良く走れる位置取り
- ②直線勝負で抜け出す切れ味
明確な逃げ馬は⑬ジャングロくらい。内には②ソネットフレーズや⑤キングエルメスなどもいますが、ハナを奪いに行くほどではないでしょう。
⑬ジャングロは切れ味よりも粘りのタイプですからスローペースに落とすことは考えられず、平均ペースで流れると見ています。
向正面
↑⑬↑
↑②⑤⑥
↑①④⑦⑧
↑ ⑩⑪⑯
↑
↑③ ⑮⑱
↑⑨ ⑭⑰
↑
↑⑫
内枠の馬の目線では、少しでも位置を下げるとどんどん外から前に入り込まれてしまい、ズルズルと下げざるを得ない状況になるため、①マテンロウオリオンもしっかりと出していくのではないでしょうか。
④セリフォスや⑦タイセイディバイン、スタートが決まれば⑯プルパレイも続きます。先行馬でもギリギリまで脚を溜めて切れ味を生かしたいタイプもいれば、早めに動いていって粘りを生かしたいタイプもいるので、その辺りは各馬の個性によって仕掛けるタイミングが変わってきます。
⑱ダノンスコーピオンは大外枠からスタート。これなら揉まれることなく自分のリズムで走ることができて、余力十分のまま長い直線勝負に挑めるはず。
東京の3,4コーナーは広くて緩やかなカーブのため、内と外での距離差を感じにくいコース形態。極端な話、初めて乗った人はどこからがカーブなのか分からないくらいの感覚です。
直線入口
↑⑬↑ ②⑤⑥
↑①④⑦⑧⑪
↑ ⑩⑯⑱
↑ ③ ⑮
↑
↑⑨ ⑭⑰
↑
↑⑫
約525mの直線が待ち受けていることを考えると4コーナー途中で動き出すのは無謀に等しく、直線で切れ味を発揮できる馬に分がある状況になりやすいです。
平均ペースであれば隊列はそこまでバラけず、先行集団は大きな塊となって直線勝負が始まります。少しでも長く持ったまま追走できて、仕掛けを遅らせる余裕がある馬にチャンスが回ってくるでしょう。
そんな中で内からは①マテンロウオリオンや④セリフォス、外からは⑪インダストリアや⑱ダノンスコーピオンといった確かな末脚、切れ味を持っている馬たちが伸びてきます。
それぞれしっかりと脚が溜まっているでしょうから、見応えのある勝負が期待できます。
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