トピックスTopics
【CBC賞】小倉開催だから狙い目!「好走ポイント」に合致した妙味ある穴馬
2022/7/3(日)

大外枠で昨年覇者ファストフォース
今年のCBC賞(G3、芝1200m)は小倉開催ですが、本来は中京競馬場で行われているレース。そのため、小倉競馬場で行われたのは昨年のみとなっています。
通用しにくいデータも多いため、今回は過去5年「小倉芝1200m戦」で行われた3つの重賞「小倉2歳S」「北九州記念」「昨年のCBC賞」合計11レースの傾向を調べてみました。
すると、意外な「好走馬のポイント」が見つかりました。
こちらの「枠順別成績」をご覧ください。
▼枠順別成績(過去5年)
1・2枠[1- 0- 1- 32]複勝率 5.9%
3・4枠[3- 3- 1- 32]複勝率17.9%
5・6枠[2- 4- 6- 28]複勝率30.0%
7・8枠[5- 4- 3- 43]複勝率21.8%
1・2枠[1- 0- 1- 32]複勝率 5.9%
3・4枠[3- 3- 1- 32]複勝率17.9%
5・6枠[2- 4- 6- 28]複勝率30.0%
7・8枠[5- 4- 3- 43]複勝率21.8%
「7・8枠」の馬がトップの5勝をあげており、意外にも外目の枠が多く好走しているんです!
小倉芝1200mはスタートから3コーナーまで直線距離が479mと長いのが特徴。ゆえに、外枠の馬でも決して不利にはならないコース形態が関係しているのでしょう。
特に重賞になるとフルゲートになり、内枠はゴチャつくリスクも増えます。馬群に包まれにくい外枠の馬は、むしろ「買い」とも言えますよね。
さらに詳しく調べると、「4コーナー1~3番手」で回った馬に限れば[2-1-1-2]複勝率66.7%まで上昇!
▼「7・8枠」で「4コーナー1~3番手」だった馬(過去5年)
21年北九州記念
1着ヨカヨカ(5人気)
20年小倉2歳S
2着モントライゼ(1人気)
17年小倉2歳S
1着アサクサゲンキ(3人気)
17年北九州記念
3着ラインスピリット(15人気)
21年北九州記念
1着ヨカヨカ(5人気)
20年小倉2歳S
2着モントライゼ(1人気)
17年小倉2歳S
1着アサクサゲンキ(3人気)
17年北九州記念
3着ラインスピリット(15人気)
小倉芝1200mはスタートから下り坂が続き、最後の直線も平坦なためスピードは最後まで落ちにくく、絶対的スピードを有した逃げ・先行馬がそのまま押し切ってしまうケースが目立ちます。
さらにCBC賞が行われるのは開幕週。馬場状態は良好でこの傾向はより強くなると捉えて良いでしょう。
今年の出走馬で上記条件に該当しそうなのが、タマモティータイム、スティクス、ファストフォースの3頭。
特にスティクスはデビューからの全レースを「4コーナー1~3番手」で回っており、絶対的スピードに長けています。しかも、小倉の開幕週の馬場では過去2戦2勝!外枠からスッと先行できれば、粘りこみがあっても驚けません!
この記事に取り上げられているレース
関連記事
- すべて
- 攻略レポート
- レース
- トピックス
- インタビュー
- 2025/7/21(月) 【マーキュリーC】みちのくの地で見せた豪脚!カズタンジャーが重賞初挑戦初勝利!
- 2025/7/20(日) 【小倉記念】良血馬が飛び級勝利!イングランドアイズが重賞初制覇!
- 2025/7/20(日) 【函館2歳S】道営出身馬が地元で快挙!エイシンディードが世代初のJRA重賞制覇!
- 2025/7/23(水) 【関屋記念】好調を維持しているイミグラントソングが古馬重賞に初挑戦!
- 2025/7/21(月) 【2歳馬情報】皐月賞馬の妹がデビュー!
- 2025/7/20(日) 【小倉記念】強い強いぞ4歳世代!夏の小倉で覚醒する「もう1頭の4歳馬」
- 2025/7/19(土) 【小倉記念】馬場バイアス炸裂!競馬の常識を覆す「外枠の追い込み馬」が狙える理由
- 2025/7/18(金) 今年も夏の福島リーディングへ!最終週に臨む【戸崎圭太コラム】