【中京記念】昨年も該当馬が勝利!「小倉芝1800m」で浮上する激走候補

前走谷川岳S2着ベレヌス

前走谷川岳S2着ベレヌス


今年の中京記念(G3、芝1800m)は、昨年に続いて小倉芝1800mが舞台!

中京芝1600mと小倉芝1800mでは距離の違いだけでなく、左回りと右回り、直線の坂の有無など様々な部分が異なり、「過去のデータが使えない……」と頭を抱えていませんか?

安心してください。条件が近いレースの傾向を読み解いて、コースに合った馬を選ぶことで攻略可能。

中京記念では、例年8月に同じ小倉芝1800mで行われる「小倉日経オープン」の傾向を参考に考えていきましょう!

過去5年の小倉日経オープン1~3着馬の調整方法を調べたところ、全15頭中半数を超える8頭が「1週前または最終追い」を「栗東ウッドコース」で、「ラスト1ハロン11秒9より速い時計」を出している共通点がありました。

●21年
1着 プリンスリターン(3人気)
→1週前ラスト1ハロン11秒6(一杯)

3着 ミスニューヨーク(1人気)
→1週前ラスト1ハロン11秒7(馬なり)

●20年
1着 サラキア(3人気)
→1週前ラスト1ハロン11秒9(馬なり)

2着 ボッケリーニ(4人気)
→1週前ラスト1ハロン11秒8(強め)

3着 ダノンチェイサー(2人気)
→1週前ラスト1ハロン11秒3(馬なり)

●19年
該当馬なし

●18年
1着 レトロロック(4人気)
→1週前ラスト1ハロン11秒8(馬なり)

●17年
1着 ダノンメジャー(2人気)
→当週ラスト1ハロン11秒7(馬なり)

3着 サトノラーゼン(1人気)
→当週ラスト1ハロン11秒8(馬なり)

今年と同舞台で行われた昨年の中京記念も、1週前当週と2週続けて馬なりでラスト1ハロン11秒台をマークしたアンドラステが勝利。小倉芝1800mの適性を裏づける証拠といえるでしょう!

また8頭中6頭は、手応えが「馬なり」だったのも注目。暑さが厳しい時期に無理をせず終い鋭い伸びを見せていた馬が狙い目です。

今年、上記で紹介した厳しい激走条件を満たしたのは、上位人気が予想されるミスニューヨーク(1週前ラスト1ハロン11秒7)や、昨年2着馬カテドラル(当週ラスト1ハロン11秒3)などを除くと下記の3頭。

コルテジア
→当週ラスト1ハロン11秒5(馬なり)

ベレヌス
→1週前ラスト1ハロン10秒9(馬なり)

ワールドウインズ
→当週ラスト1ハロン11秒9(馬なり)

特に持ったままの手応えでラスト1ハロン11秒台を切ってきたベレヌスは、小倉芝1800mで行われる中京記念で激走が期待している絶好調の1頭です!