【富士S】今年は該当馬2頭で勝負!?トレンドまっしぐらの「好走ポイント」に当てはまった注目2騎

前走NHKマイルC1着ダノンスコーピオン

前走NHKマイルC1着ダノンスコーピオン


富士ステークス(G2)は2020年にG3→G2へと昇格。11月に行われるマイルCSの正式なステップとして、近年でグンとレースレベルが向上した重賞です。

一昨年の勝ち馬ヴァンドギャルドは、翌春のドバイターフで2着。昨年の勝ち馬ソングラインも、翌年の安田記念を制しているように、G1レースとの親和性はかなり高まりました。

実は馬券的なキーワードも「G1レース」にあります。

近年の富士Sでは「前走がG1レース」だった馬の好走が多く、毎年のように馬券に絡んでいるんです!

ただし「前走G1レース」をやみくもに買っていいワケではありません。

好走していたのは「前走5番人気以内」と注目されていた馬or「前走3着以内」この2項目のいずれかに当てはまる馬ばかりでした!

▼「前走がG1」で「5人気以内」or「3着以内」だった主な好走馬

15年1着 ダノンプラチナ(4人気)
→前走皐月賞 5人気11着

16年2着 イスラボニータ(4人気)
→前走安田記念 4人気5着

17年2着 イスラボニータ(4人気)
→前走安田記念 1人気8着

18年3着 レッドアヴァンセ(5人気)
→前走ヴィクトリアマイル 7人気3着

19年1着 ノームコア(2人気)
→前走ヴィクトリアマイル 5人気1着

19年3着 レッドオルガ(4人気)
→前走ヴィクトリアマイル 3人気11着

20年2着 ラウダシオン(3人気)
→前走NHKマイルC 9人気1着

前走着順関係なく「前走G1レースで5人気以内=実力の証」と捉えて差し支えないでしょう。また「前走G1レースで3着以内」だった馬は逆に人気と関係なく、シンプルに好走したことを評価できます。いずれもメンバーが多少手薄になる、G2レースでは狙い目になりそうです。

今年の出走馬で、前走がG1レースだった馬は計4頭。その中でも、

セリフォス(前走安田記念・5人気4着)
ダノンスコーピオン(前走NHKマイルC・4人気1着)

この2頭は、近年の好走馬と傾向が完全にリンクします!マイル路線で戦ってきた新進気鋭の3歳馬2頭で勝負してみるのもアリですね!