【菊花賞】秋華賞は大本線ズバリ!昨年◎圧勝「タイトルホルダー級」アンカツ自信の狙い馬がコレだ

前走セントライト記念1着ガイアフォース

前走セントライト記念1着ガイアフォース


先週の秋華賞は◎スタニングローズから大本線ズバリ!

昨年の菊花賞(G1、阪神芝3000m)では、5馬身差で逃げ切ったタイトルホルダー(4人気)からズバリ仕留めたアンカツこと安藤勝己さんが、元ジョッキーの視点から予想します!

アンカツさんといえば2003年にザッツザプレンティで菊花賞を勝利。今週も信頼度バツグンの予想は見逃し厳禁です!

☆ポイント☆
  • ☆ポイント☆春クラシック上位馬不在の影響

今年は春のクラシック上位組が揃って不在。目ぼしいところはダービー3着アスクビクターモアくらいしかおらんのがポイントやね。

これも時代の流れやろうけど、この時期の3歳なら乗り方次第で距離はこなせる。2020年に無敗で3冠を制したコントレイルが良い例で、あれは能力と騎乗した(福永)ユーイチの腕で勝ったようなモンや。

出走馬レベルが低下にともなって、菊花賞では「皐月賞、日本ダービー不出走馬」の活躍が目立っとる。

●21年
2着 オーソクレース(3人気)
3着 ディヴァインラヴ(6人気)

●20年
2着 アリストテレス(4人気)

●19年
1着 ワールドプレミア(3人気)

●18年
1着 フィエールマン(7人気)
3着 ユーキャンスマイル(10人気)

●17年
1着 キセキ(1人気)
3着 ポポカテペトル(13人気)

最近は春のクラシックに使っとらん馬の方が多いくらいで皐月賞、ダービー馬が出走しなかった2019年は春2冠不出走のワールドプレミアが勝利。当時はトライアルの神戸新聞杯で3着に入り優先出走権を得ての参戦で、2勝クラス在籍の格下馬やからね。

阪神芝3000mで行われた昨年にしても、皐月賞馬エフフォーリアとダービー馬シャフリヤールが揃って不在。オレが本命を打った皐月賞2着馬タイトルホルダーが5馬身差で圧勝したけど、2着には春クラシック不出走のオーソクレースが入った。

オーソクレースとワールドプレミアに共通しているのは前哨戦で権利を獲って、調子を上げた状態で本番に臨んでいること。コントレイルのように多少距離が合っとらんでも能力で押し切れる抜けた馬が居なければ、勢いで勝る格下馬にお鉢が巡って来るってワケや。

今年、オレが注目しとる本命候補もアスクビクターモアを物差しにすれば、G1に手が届くだけのポテンシャルを秘めとる。ほかにもメンバーを見渡すと例年にも増して「夏の上がり馬」にチャンスがありそうやし、この人気なら穴で狙って面白いと思うで?

(元JRA騎手)