【菊花賞】前走の差は逆転できる!大仕事の予感がプンプン漂う不気味な1頭

前走セントライト記念2着アスクビクターモア

前走セントライト記念2着アスクビクターモア


人気落ちの瞬間を狙え!

菊花賞(G1、阪神芝3000m)を元JRA騎手で解説者も務めた谷中公一さんが、「前走不利があって負けた馬」をチョイス。先週の秋華賞では2着ナミュールを推奨した谷中さん。菊花賞で巻き返しが期待できる1頭を紹介します!

【連軸候補リベンジャー】 アスクビクターモア(前走セントライト記念1番人気2着)

G1馬の出走がなく混戦模様のメンバー構成だね。その中から注目したいのは、セントライト記念で2着に敗れたアスクビクターモアの巻き返しだ。前走は勝ち馬ガイアフォースに終始マークされて、厳しい展開となってしまった。それでもアタマ差2着に踏ん張ったのは能力の証だろう。中間は放牧に出さず厩舎に置いて調整を進めて、最終追い切りを見ても仕上がりは良さそう。僕も春から高く評価してきた馬で皐月賞、ダービーと栄冠には届かなかったけど、ラスト一冠を掴み取って春のリベンジも果たしてほしい。


【穴候補リベンジャー】 ボルドグフーシュ(前走神戸新聞杯4番人気3着)

穴候補として取り上げるけど、結構人気しちゃうのかな?前走は大外を回って勝ち馬ジャスティンパレスには離されたものの、2着馬ヤマニンゼストとは道中通った位置の差だけ。終いの脚は見どころがあったし、前走だけでなく毎回確実に突っ込んで来るよね。これまで長めの距離で安定した走りを見せているし、3000mでも大丈夫じゃないかな。吉田隼人ジョッキーが大仕事をしそうな雰囲気がプンプンするな~(笑)

(元JRA騎手)