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【JBCクラシック】秋天イクイノックスの再現!?「3歳vs古馬」本当に買えるのはどっち?
2022/11/3(木)
UAEダービーで海外勢を倒した実力馬クラウンプライド
今年のJBCクラシック(Jpn1、盛岡ダ2000m)には、JRAからカフジオクタゴン、クラウンプライド、ペイシャエスと「3歳馬」が多数参戦!
先週日曜に行われた天皇賞・秋ではイクイノックスが快勝。3着にも同じく3歳馬ダノンベルーガが入るなど、3歳馬の活躍が目立っています。
成長途上の3歳馬は古馬と比べて負担重量が軽く設定されており、イクイノックスは2キロ減となる56キロでの勝利でした。
3歳馬は地方ダート交流重賞でも同様に斤量面で優遇されていて、テーオーケインズなど古馬勢が57キロを背負うのに対し、先ほど紹介した3歳馬3頭は55キロで出走可能です。
しかし、天皇賞・秋の結果を受けて「JBCクラシックも3歳馬が狙い目……」となるのは早計。過去10年のJBCクラシックに出走したJRA所属3歳馬の成績を振り返ると、意外にも大苦戦しているのをご存知ですか?
●20年 大井ダ2000m
5着 ダノンファラオ(5人気)
●18年 京都ダ1800m
2着 オメガパフューム(2人気)
7着 テーオーエナジー(10人気)
●14年 盛岡ダ2000m
7着 カゼノコ(6人気)
●13年 金沢ダ2100m
5着 クリソライト(3人気)
JBCクラシックに3歳馬が参戦するには賞金が不足して出走頭数が少ないとはいえ、過去10年で馬券に絡んだのは後に東京大賞典4連覇を果たすオメガパフュームのみ。また2018年はJBC史上初となるJRAの京都競馬場で行われていました。
地方競馬場で開催された年に出走した3歳馬は古馬の厚い壁に跳ね返されており、2013年5着クリソライト、14年7着カゼノコ、20年5着ダノンファラオは、3歳限定のジャパンダートダービー(大井ダ2000m)を勝っていたG1(Jpn1)馬なのは要注目でしょう。
中央と比べてコーナーの角度がキツい地方競馬場が舞台となるJBCクラシックは、経験や場数で勝る古馬が圧倒。逆に3歳ダート路線の頂点に立ったダービー馬は地方競馬場で好走歴があるにも関わらず、全く通用していない事実が判明しました!?
今年のJRA古馬勢は昨年のチャンピオンズC勝ち馬テーオーケインズ、帝王賞の覇者メイショウハリオ、左回りの競馬場では安定感抜群のオーヴェルニュなど実力馬揃い。
対する3歳勢はクラウンプライドがドバイのUAEダービー(国際G2)1着が目立つ程度。カフジオクタゴンやペイシャエスはG3しか勝っておらず、3頭とも上位人気に支持された前走で勝利できていないのも気になるところ。
「3歳vs古馬」のJBCクラシックを、365日馬券と戦う男・佐藤ワタルさんはどう評価するか?
地方競馬マスターの佐藤ワタルさんのJBC競走◎◯▲予想は、地方海外攻略コラム『内ラチの上を走れ!』で公開中です!
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