【デイリー杯2歳S】今年の勝ち馬はこの馬で決まり!?「勝利の方程式」に当てはまった有力候補

昨年は素質馬セリフォスが鮮やかに差し切り1着

昨年は素質馬セリフォスが鮮やかに差し切り1着


デイリー杯2歳ステークス(G2、阪神芝1600m)は古くから、出世レースとして有名です。

18年の勝ち馬アドマイヤマーズは、次走の朝日杯FSを制し、3歳になってからもNHKマイルCと香港マイルを勝利。また、17年の勝ち馬ジャンダルムは今年7歳にしてスプリンターズSを優勝。

その他の好走馬を見てもエアスピネルやセリフォスなど、勝ち馬には後にG1レースで好走する馬ばかり。潜在能力の高い馬を見抜くことが、馬券的中への近道!といっても過言ではありません。

過去5年の勝ち馬を分析すると、ある共通点が浮かび上がってきました!

出馬表を見るだけで、カンタンに分かります。それは「前走1600~1800m戦」で「1着」この2つです!

▼過去5年・勝ち馬の前走・着順
17年1着 ジャンダルム(5人気)
前走:阪神芝1600m(新馬)1着

18年1着 アドマイヤマーズ(1人気)
前走:中京芝1800m(中京2歳S)1着

19年1着 レッドベルジュール(3人気)
前走:阪神芝1800m(新馬)1着

20年1着 レッドベルオーブ(1人気)
前走:中京芝1600m(未勝利)1着

21年1着 セリフォス(1人気)
前走:新潟芝1600m(新潟2歳S)1着

2歳のマイル重賞は距離実績が重要。特に阪神・京都のマイル戦はスピードだけでは乗り切れないため、1600~1800mで勝ってきた馬が有利な舞台です。

さらに!勝ち馬を絞り込む要素として注目したいのが「馬体重」です。デイリー杯2歳Sでは「480~499キロ」の範囲で出走していた馬がかなりの好成績を収めています。

▼馬体重別成績(過去10年)
439キロ以下 [0-1-1-11]勝率 7.6%,連対率15.3%,複勝率15.3%
440~459キロ[2-2-1-12]勝率11.8%,連対率23.5%,複勝率29.4%
460~479キロ[3-3-6-30]勝率 7.1%,連対率14.3%,複勝率28.6%
480~499キロ[4-4-1-11]勝率20.0%,連対率40.0%,複勝率45.0%
500キロ以上 [1-0-1- 9]勝率 9.0%,連対率18.1%,複勝率18.1%

過去5年の勝ち馬で見ても、ジャンダルム(484キロ)、セリフォス(486キロ)の2頭が該当。その他にも、

18年2着 メイショウショウブ(482キロ)
19年2着 ウイングレイテスト(488キロ)
20年2着 ホウオウアマゾン(498キロ)

が好走。5年連続でゾーンに該当する馬が連対しています!アドマイヤマーズ、レッドベルジュールは470キロ台で好走していて、470~490キロの範囲がアツそうです。

今年の出走馬で、この2つのポイントを満たす「勝ち馬」に最も近い1頭は…オールパルフェ

前走は「東京芝1600m」の未勝利戦で「1着」になっており、その時は「478キロ」と好走ゾーンに極めて近い馬体重でした。輸送で大きく馬体を減らすようなことがなければ、勝ち負けになりそうです!