【朝日杯フューチュリティS】2週連続で好走馬をズバリ!人気落ちの瞬間を狙いたい1頭

デイリー杯2歳S2着から逆転を狙うダノンタッチダウン

デイリー杯2歳S2着から逆転を狙うダノンタッチダウン


人気落ちの瞬間を狙え!

人気落ちの瞬間を狙え!元JRA騎手で解説者も務めた谷中公一さんが、朝日杯フューチュリティステークス(G1、阪神芝1600m)で「前走不完全燃焼で負けた馬」を中心に狙い馬をチョイス。

チャンピオンズカップはクラウンプライド、阪神ジュベナイルFではリバティアイランドをキッチリ指名。巻き返しが期待できる1頭を紹介します!

【連軸候補リベンジャー】 ダノンタッチダウン(前走デイリー杯2歳S 1番人気2着)

川田ジョッキー騎乗、前走重賞で1番人気2着の過程と、先週のリバティアイランドとちょっと重なるイメージがあるね。気性的に難しさがあるタイプに見えるけど、前走も前残りの展開の中ただ1頭上がり33秒台の脚を使って2着に食い込んだように、世代トップクラスの能力を見せた。

ここまで走れているのは半兄のダノンザキッドと同じ厩舎、ジョッキーが携わっていて馬の扱いを分かっていることも大きいんじゃないかな。前走を使った上積みもあるだろうし、本番のここは仕上がり万全で臨んでくるでしょう。リベンジ達成のG1制覇を期待しているよ。

【穴候補リベンジャー】 ティニア(前走2歳1勝クラス 1番人気2着)

今回は前走を勝っている馬の出走が多い(笑)。この馬はもちろん消去法で選んだというだけではない魅力がちゃんとあります。まだ成長段階だろうけど、ここまでの2戦を見るとセンスの良さを感じる。これはキャリアの浅い2歳馬同士の戦いでは大きな武器だよ。

レース中もコントロールがきいているし、あと大きな魅力は福永騎手だね。調教師試験合格の発表後すぐに重賞(カペラS)を勝っちゃうスター性はさすが。残り僅かとなったG1での手綱捌きにしっかり注目したい。

(元JRA騎手)