【チューリップ賞】7連勝も見えた!カンタンに軸馬を絞り込める「好走データ」今年の該当馬は1頭だけ!?

札幌2歳S勝ちの実績があるドゥーラ

札幌2歳S勝ちの実績があるドゥーラ


今週はチューリップ賞(G2、阪神芝1600m)。牝馬クラシック第一弾・桜花賞と同じ舞台で行われるトライアルとして知られています。

実はこのレース「出馬表の馬柱」をチェックするだけで、カンタンに軸馬候補を絞り込めちゃうんです!

注目すべきは「前走のレース」です。こちらをご覧ください。

▼前走レース別成績(過去10年、21年は同着)
阪神JF   [9-1-6-12]勝率32.1% 複勝率57.1%
エルフィンS [1-1-1-18]勝率 4.7% 複勝率14.2%
紅梅S [1-0-0- 8]勝率11.1% 複勝率11.1%
クイーンC [0-2-0- 3]勝率 0.0% 複勝率40.0%
フェアリーS [0-0-1- 7]勝率 0.0% 複勝率12.5%
シンザン記念[0-1-0- 1]勝率 0.0% 複勝率50.0%
それ以外 [0-4-3-60]勝率 0.0% 複勝率10.4%

なんと「前走阪神JF組」が2017年以降、6連勝!過去10年まで範囲を広げても、9勝を挙げており、複勝率57.1%は断トツの成績を残しています!

近頃は外厩施設の発達により、桜花賞に直行する有力馬も多くなりました。昨年の阪神JF勝ち馬・リバティアイランドもトライアルを使わずに、桜花賞直行を表明しています。

そのため近年のチューリップ賞は、以前よりもメンバーレベルが低下傾向。ココで権利を獲って、本番へ…と色気を持って出走する、1~2勝馬が主となる顔ぶれとなっています。

そんな中で「前走阪神JF」から出走する馬はすなわち、既に賞金を保持している馬ということになります。

2歳時から安定して重賞・オープンで勝ち負けしていた馬は能力的に優れていることが多く、トライアルの八分仕上げだったとしても、力でカバーするケースが非常に多いのです!

例年「前走阪神JF組」は少なくなりつつありますが、今年の該当馬はなんと…ドゥーラ1頭だけ!

前走の阪神JFは6着に敗れたものの、メンバー最速の上がりをマークして6着なら、評価を下げる必要はありません。

札幌2歳S勝ちがあるように、実績も十分。今年の軸馬候補として、シンプルに推したい1頭です!