【安田記念】"相棒"が語るナランフレグは去年より状態良し!

週末の雨予報は歓迎のナランフレグ

週末の雨予報は歓迎のナランフレグ


■安田記念
ナランフレグ
丸田恭介騎手

——前走の高松宮記念を振り返ってください。

丸田騎手(以下、丸):あの日は雨が降っていて馬場が前年以上に悪かったので、午前中のレースから馬場状態を判断出来る材料を集めました。レースの走破時計や上がりタイムを調べたらコパノリチャードが勝った2014年に近かったので、そのレースで好走した馬の立ち回りをイメージして乗ろうと思いました。

自分が馬場のどこを通るか目星を付けていた通りの位置を走れましたが、ゲートの駐立が良くなかったことが響いたのかもしれません。それでもあの着差でしたし、本当によく頑張ってくれたと思います。偉い馬ですよ。

——この中間の過ごし方と1週前追い切りの感触を教えてください。

丸:厩舎スタッフが馬の扱いに慣れているので僕はノータッチでしたが、順調に調整出来ていたようです。1週前追い切りで高松宮記念以来に跨がりましたが、硬さもなく良い雰囲気でした。

まだ少し緩い感じなのでしっかりやっていいんじゃないかと助手さんも話していましたし、おっとりしていたので気持ちを入れていこうというイメージで乗りましたが、その通りの追い切りが出来ました。時計も良かったですし、やっぱり走るなと思いました。去年より良さそうです。

——昨年に続く安田記念参戦です。昨年のレースを振り返ってください。

丸:久し振りのマイル戦だったのでマイルのペースに変わってどれくらいハミを取るかと思っていましたが、1200のときと同じくらいの進み方でむしろ押しながらの追走になりました。ラスト100メートルくらいで同じ脚色になりましたが、0.4秒差と凄く頑張ってくれたと思います。大外枠からでもロスなく運べましたし、内容は良かったです。

——改めて東京1600の舞台への見通しと意気込みをお願いします。

丸:先ほど話したように、1600のペースでもハミにぶら下がったりせず1200のレースと同じ乗り方が出来ますし、去年の安田記念もしっかり走れていたので十分対応出来ると思います。ナランの力を発揮出来るように乗りたいです。