【紫苑S】これぞ大ベテランの技!G2昇格元年でモリアーナが嬉しい重賞初制覇!

直線鋭く伸びて前をまとめて差し切ったモリアーナ

直線鋭く伸びて前をまとめて差し切ったモリアーナ

9月9日(土)、4回中山1日目11Rで第8回紫苑ステークス(G2)(芝2000m)が行なわれ、横山典弘騎手騎乗の4番人気・モリアーナ(牝3、美浦・武藤厩舎)が道中後方でレースを進めると、直線馬群の隙間を縫うように鋭く伸び、前をまとめて交わして優勝した。勝ちタイムは1:58.0(稍重)。

2着には半馬身差で1番人気・ヒップホップソウル(牝3、美浦・木村厩舎)、3着には1馬身1/4差で9番人気・シランケド(牝3、栗東・牧浦厩舎)が続いて入線した。

勝ったモリアーナはこれが待望の重賞初勝利。ここまで4度重賞に挑戦し、クイーンC3着が最高着順だった。

横山親子の重賞ワンツーは2週連続。横山典弘騎手は55歳6カ月18日で重賞制覇となり、これは55歳10日で21年レパードSを勝った柴田善臣騎手を上回り、JRA史上最年長重賞勝利となる。

馬主は高橋文男氏、生産者は安平町のノーザンファーム

  • モリアーナ
  • (牝3、美浦・武藤厩舎)
  • 父:エピファネイア
  • 母:ガルデルスリール
  • 母父:ダイワメジャー
  • 通算成績:7戦3勝
  • 重賞勝利:23年紫苑S(G2)

モリアーナ
モリアーナ

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