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【オールカマー】更に成長!勢いに乗るローシャムパークが重賞連勝に挑む!
2023/9/21(木)
前走函館記念を勝ち勢いに乗るローシャムパーク
■オールカマー
ローシャムパーク
田中博康調教師
——前走の函館記念で重賞初勝利をあげました。レースを振り返っていただけますか。
田中博調教師(以下、田):体はギリギリのところでしたが、むらさき賞からそれほどレース間隔が空いていない分馬が出来ている状態だったので、調整はしやすかったです。滞在競馬だったことと重賞挑戦ということで加減せず乗り込めた分、レースでの良いパフォーマンスに繋がったかと思います。
——今回オールカマーを選択した意図は。
田:中山コースは合うと思っていますし、本来であれば距離があって良いタイプだと思います。去年のセントライト記念の頃より更にコントロール性が上がっていますし、条件が合うだろうと思って選びました。
——中間の過ごし方を教えてください。
田:前走後はノーザンファーム天栄へ放牧に出して、しっかり疲れを取ってから再入厩という形で調整を進めています。
——9/21(木)に行われた最終追い切りの狙いと動きの評価をお願いします。
田:この馬のいつものパターン通り、1週前追い切りはしっかりやってレース当該週はサラッと、という形で追い切りました。ただ今日もこの馬にとってはサラッとという走りかもしれませんが、しっかりした時計は出していますし、当該週にこれだけ負荷の強度を上げられるようになったのは、馬が成熟してきたところかと思います。
——函館記念時の取材で、いかに冷静に走らせることが出来るかが課題と伺いましたが、その点についていかがですか。
田:春くらいから少しずつコントロール性が上がってきていますし、調教でも一生懸命走るところと落ち着いて走るところを理解してきた感じがあります。そういう進歩も見られますが、まだ馬房内にいるときの挙動だったり、普段から落ち着きのない仕草も目立つので、その辺りは気を付けていきたいです。危ういところのあるハービンジャー産駒という子ですが、こういうタイプは爆発力もあるので上手く調整していきたいです。
——レースに向けて意気込みをお願いします。
田:去年のセントライト記念も後にG1を勝つアスクビクターモアをはじめ良いメンバーが揃っていましたが、今回はタイトルホルダーやジェラルディーナ、ウインマリリンなどバリバリのG1ホースがいますし、これほどのメンバーと戦ったことがありませんからね。ただこの馬も重賞を勝って今回は重賞ウィナーとして挑戦させてもらえますし、今後を占う意味でも良い結果を出してもらいたいと思って臨みます。
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