【菊花賞】2年続けて2ケタ人気で激走!ソール、タスティでも無い今年の該当馬

18年菊花賞で10番人気3着だったユーキャンスマイル

18年菊花賞で10番人気3着だったユーキャンスマイル

注目重賞の傾向を各項目に分けて徹底深掘り!

菊花賞(G1、京都芝3000m)の重賞ランキング、「厩舎部門」を発表します。

特定の産駒や騎手が長距離を得意とするのと同じように、長距離を得意とする厩舎も存在します。3000m以上の距離のレースが開催される回数はそう多くないだけに、普段の調教の積み重ねで培われた地力も試されるのでしょう。

そんな厩舎ランキングですが、今年は皐月賞馬でもダービー馬でもないあの馬がランキング1位に該当しました。ぜひお見逃しなく!

▼京都芝3000m厩舎成績トップ3
1位 友道康夫[1-3-2-7]
勝率 7.7%、複勝率46.2%

2位 矢作芳人[1-2-1-6]
勝率10.0%、複勝率40.0%

3位 西村真幸[1-1-0-1]
勝率33.3%、複勝率66.7%
(集計期間11年1月5日~20年10月25日)
※レース参戦の厩舎に限る

第1位は長距離戦の名門・友道厩舎です。2019年にはワールドプレミアで菊花賞を制したほか、18年にもエタリオウ、ユーキャンスマイルの2頭出しで2、3着を確保。17年もポポカテペトルで3着に入っており、ユーキャンスマイルとポポカテペトルはどちらも2ケタ人気での好走だったのだから驚きです。

管理するサトノグランツは前哨戦の神戸新聞杯を快勝。勢いのままに皐月賞馬とダービー馬も飲み込んでしまう可能性も考えれます。

第2位は矢作厩舎。改修前の京都競馬場で最後に行われた菊花賞。そこで見事に無敗三冠馬の称号を手にしたコントレイルは矢作厩舎の管理馬でした。リビアングラスは京都新聞杯3着、阿賀野川特別1着など近走安定した成績で、ここでも注意が必要です。

第3位は西村厩舎。出走回数こそ全3回と少ないながら、そのうち2回で連対を確保しています。今回送り出すファントムシーフは前哨戦の神戸新聞杯を3着。しかも鞍上は騎手ランキング1位の武豊騎手だけに要チェックです。