【エリザベス女王杯】夏とは違う!指揮官が語るサリエラの勝算

初のG1でビッグタイトルを狙うサリエラ

初のG1でビッグタイトルを狙うサリエラ


■エリザベス女王杯
サリエラ
国枝栄調教師

——前走の新潟記念は7着でした。レース内容を振り返ってください。

国枝調教師(以下、国):新潟競馬場へ入れて調整を進めていましたが、馬房はエアコンが効いていたものの今年の新潟の夏は暑かったですからね。体もギリギリだったのか、こちらが思っていたより馬体に張りがない状態でした。競馬自体もスローの流れに乗れずに終わってしまった感じでした。

——この中間の過ごし方を教えてください。

国:前走後はノーザンファーム天栄へ放牧に出して体調を整えてもらって、10/24(火)に美浦に戻してから26(木)に栗東へ移動しました。29(日)に坂路で時計を出しています。

——11/1(水)に行われた1週前追い切りの狙いと動きの評価をお願いします。

国:同じくエリザベス女王杯予定で栗東に滞在している栗田厩舎のククナと併せました。前走で馬に前向きな感じが見られなかったので今回はチークピーシズを着けましたが、乗り手の感触では良い効果があったようです。スムーズに走れていて動きも良かったです。

——京都2200という舞台適性への見通しをお願いします。

国:初めての右回りですが、利口な馬ですし外回りの2200なら問題ないと思っています。

——初のG1挑戦です。レースへの意気込みをお願いします。

国:もっと走れていい馬だと思っていますし、ここでも見劣りはしないと思うので頑張ってもらいたいです。