【ジャパンカップ】2週続けてG1完全的中!絶好調アンカツが狙うジャスティンカフェ級の伏兵

G1・6連勝を狙うイクイノックス

G1・6連勝を狙うイクイノックス

先日のエリザベス女王杯◎ブレイディヴェーグからパーフェクト的中に続いて、先週のマイルCSも◎ソウルラッシュから3着ジャスティンカフェ(7人気)を難なく拾いズバリ!

2週連続G1的中と絶好調の「アンカツ」こと安藤勝己さんが、ジャパンカップ(G1、東京芝2400m)を元ジョッキーの視点から鋭く予想します。

☆ポイント☆
  • 2強ではなく「1強」

今年のジャパンCはイクイノックスリバティアイランドの2頭に注目が集まっとるけど、オレの結論としてはイクイノックスが主役中の主役。

3歳春まではまだ成長途上で見た目にもひ弱さが伝わってくる感じやったが、時を経てたくましさが増すと同時に、精神的に大人になって、レース運びにも注文が付かんようになった。

昔みたいに一度使ったらガクッとくる心配がないで、額面どおりに叩いた上積みが期待できるし、ましてやジャパンカップが今年の最大目標やでな。

もう1つの根拠が今秋のG1を席巻しとるルメールと(川田)ユウガの、「東京芝2400m成績」。乗り馬のレベル差もあるから一概には言えんけど、どうしてもユウガの方が見劣るからな?

▼東京芝2400m騎手別成績(過去3年)
ルメール[25-15-4-19]
勝率39.7% 連対率63.5% 複勝率69.8%

川田将雅[ 3- 5-2-15]
勝率12.0% 連対率32.0% 複勝率40.0%

イクイノックスも距離は2000mより2400mの方が競馬しやすいやろし、死角らしい死角が見当たらんで、よほどのことがない限り「頭は堅い」と思うわ。

そうは言っても競馬に絶対は無いで、2強で決まったとしても馬券の枠は1つ余っとる。

あとユウガの性格的に2着や3着も同じやと考えて、「イクイノックスを負かす競馬」をするようだと、ほかの馬が割って入ってくるかもしれんね。

しかも今年はパンサラッサ、タイトルホルダーと、後続を離して逃げたい馬が出てきた。特にタイトルホルダーは楽に行かせたら粘られるかもしれんで、ルメールとしてもリバティアイランドだけマークするワケにもいかんやろ。

そうなると脚質的に漁夫の利を得そうなのは、【LINEで配信する買い目】に入るアノ馬が筆頭候補になる。こっちは無理にイクイノックスやリバティアイランドに勝とうとする理由がないで、ジョッキーの心理的にも今回は気楽に乗れる立場やから、馬券的に面白いと違うか?

(元JRA騎手)