【有馬記念】「枠順」で明暗クッキリ!不利な8枠から有馬を勝ったアンカツの馬券攻略法

08年有馬記念をダイワスカーレットで逃げ切った安藤勝己さん

08年有馬記念をダイワスカーレットで逃げ切った安藤勝己さん

師走のグランプリもアンカツにお任せ!

今秋のG1戦線は5週続けてG1本命馬好走と絶好調の「アンカツ」こと安藤勝己さんが、有馬記念(G1、中山芝2500m)を元ジョッキーの視点から鋭く予想します。

アンカツさんは2008年にダイワスカーレットで有馬記念を勝利。今週も実際に勝ったレースだから分かる信頼度バツグンの予想にご注目ください!

☆ポイント☆
  • 中山芝2500mコースと「枠順」

今年の有馬記念は上位人気馬の「枠順」で、明暗がクッキリ分かれたな。

ファンの皆さんもよう知っとるとおり、中山芝2500mは枠順の有利・不利が大きい。特に大外の8枠は最悪やで、16番に入ったスターズオンアースにとっては試練やろね。

オレがダイワスカーレットで有馬を勝った時も8枠やったで、当時は14頭立ての13番やった。フルゲートやと7枠やし、それでも距離ロスが少なくない。ムーアが乗る13番のタスティエーラにとっても歓迎とは言えんわな。

タスティエーラと同じ3歳馬のソールオリエンスは1枠1番。オレが本命を打って皐月賞を勝った時と同じ枠やけど、脚質的に馬群で包まれるリスクがある。(川田)ユウガの乗り方次第も極端な枠に入るより、真ん中くらいの方がレースはしやすかったと違うか? 。

▼有馬記念の枠順別成績(過去10年)
1~3[4-6-2-48]複勝率20.0%
4~6[6-3-4-47]複勝率21.7%
7・8[0-1-4-35]複勝率12.5%

スターズオンアース、ソールオリエンス、タスティエーラが極端な枠に入ったことで、今年の有馬は「好枠」を引き当てた馬に逆転のチャンスが巡ってきた。

積極的な競馬で粘り込みたいタイトルホルダーは2枠4番。先週の朝日杯フューチュリティSでエコロヴァルツを2着に持ってきた、(武)ユタカちゃんが乗るドウデュースの3枠5番と、どっちもエエ枠に入ったね。

他にも内目の方に大駆けが期待できる人気薄がおるで、今年の有馬は「枠順」が馬券のカギを握るのは間違いないやろ。

(元JRA騎手)

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