【京成杯】末脚光った!ダノンデサイルが鮮やかに差し切り重賞初V

外から豪快に伸びたダノンデサイル

外から豪快に伸びたダノンデサイル

1月14日(日)、1回中山5日目11Rで第64回京成杯(G3)(芝2000m)が行なわれ、横山典弘騎手騎乗の5番人気・ダノンデサイル(牡3、栗東・安田翔厩舎)が優勝。勝ちタイムは2:00.5(良)。

2着には3/4馬身差で2番人気・アーバンシック(牡3、美浦・武井厩舎)、3着にはクビ差で10番人気・コスモブッドレア(牡3、美浦・小野次厩舎)が続いて入線した。1番人気に支持されたジュンゴールド(牡3、栗東・友道厩舎)は12着に敗れた。

勝ったダノンデサイルは母にアメリカG1のBCジュヴェナイルフィリーズ2着馬トップデサイルを持つ血統。重賞初挑戦であった前走の京都2歳Sでは惜しくも4着に敗れていたが、今回は持ち味の末脚を存分に発揮。鮮やかな差し切りで初重賞制覇を掴み取った。

馬主は株式会社ダノックス、生産者は千歳市の社台ファーム

  • ダノンデサイル
  • (牡3、栗東・安田翔厩舎)
  • 父:エピファネイア
  • 母:トップデサイル
  • 母父:Congrats
  • 通算成績:4戦2勝
  • 重賞勝利:
  • 24年京成杯(G3)

1着ダノンデサイル 横山典弘騎手
「いつも通り、馬のリズムを大事に乗りました。オーナーサイドが僕と調教師と自由にやらせてくれているので、馬もそれに応えて伸び伸びと良くなっています。

今日はいいポジションでリラックスして走れたので、不利のないようにいいところでスパートして伸びていけました。まだまだこれから頑張ってくれると思いますよ」

2着アーバンシック 横山武史騎手
「クセのある馬でゲートの後ろで立ち止まったり、立ち上がったりと難しいところがあります。スタートが出ないのは想定内で、そこは中途半端に押してリズムを崩すのは嫌だったので、リズムよく行きました。

向正面でポジションを上げられたんですが、勝負所でで内にモタれていたので修正しながら行きました。最後の着差はその分だと思います。馬はとてもいい馬です」

3着コスモブッドレア 石川裕紀人騎手
「直線を向いた時に勝てるかと思いました。前走が糧になっていて、それが今回に繋がったと思います。厩舎もうまく調整してくれてよくなっていました。前走の経験と調子の良さがうまく噛み合って、いいレースができました。」

4着ハヤテノフクノスケ 岩田 望来騎手
「上手に競馬できました。最後、おっというところまで来ましたしね。コーナーでバランスを崩したのが痛かったですが、踏ん張ってくれました。感触通りの競馬でした」

7着バードウォッチャー C.ルメール騎手
「まだ緩いですね。先々良くなってくると思います」

12着ジュンゴールド 坂井瑠星騎手
「勝ち馬をマークしながら、いいポジションで行けました。全体的に力みがあった分、直線向いた時には脚が無くなっていました。この負け方は本来の能力ではないし、また立て直してくれると思います」

ダノンデサイル

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