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【日経賞】直線鋭く捕らえた!シュトルーヴェが連勝で重賞初制覇
2024/3/23(土)

昇級初戦の日経賞を差し切ったシュトルーヴェ
3月23日(土)、3回中山1日目11Rで第72回日経賞(G2)(芝2500m)が行なわれ、鮫島克駿騎手騎乗の4番人気・シュトルーヴェ(セ5、美浦・堀厩舎)が直線、一団となった馬群の中から鋭く脚を伸ばして優勝。勝ちタイムは2:31.4(良)。
2着には半馬身差で2番人気・クロミナンス(牡7、美浦・尾関厩舎)、3着には3/4馬身差で3番人気・マイネルウィルトス(牡8、栗東・宮厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたボッケリーニ(牡8、栗東・池江寿厩舎)は5着に敗れた。
勝ったシュトルーヴェは今回が重賞初挑戦。前走は約半年ぶりのレースを上がり最速で勝ち切るなど成長を見せていた1頭だったが、休み明け2戦目で迎えた大舞台でもその決め脚は抜群。中山の急坂をものともしない伸びを見せ、連勝で重賞初制覇を果たした。今後の躍進にも期待したいところだ。
- シュトルーヴェ
- (セ5、美浦・堀厩舎)
- 父:キングカメハメハ
- 母:アンチュラス
- 母父:ディープインパクト
- 通算成績:11戦5勝
- 重賞勝利:
- 24年日経賞(G2)
1着 シュトルーヴェ(鮫島克駿騎手)
「直線の追い比べで抜け出した時には乗っていて楽しかったです。馬の力に感動したレースでした。先生、スタッフとリズムよく運んで行こうと話していて、縦長の展開にはなりましたが、僕と馬の空間だけを大事にして走りました。今後どのような路線に進むかはわからないですが、乗っていても癖がない乗りやすい馬。最後キレるというのも強みですね」
2着 クロミナンス(戸崎圭太騎手)
「状態が良さそうだと感じましたし、以前乗った時よりも力をつけていました。内に潜りたかったのですが、3頭分外になりました。今日はロスの多い競馬になってしまいました」
3着 マイネルウィルトス(横山武史騎手)
「ゲートが悪くて、いつもよりも出負けしてしまいました。結果的にはいいポジションでボッケリーニを見つつ行けました。手応えは終い伸びきれず。歳の割には頑張ってくれているのですが」
4着 マテンロウレオ(昆貢調教師)
「スタンド前の歓声でハミを噛み出して、1コーナー入るところで外に張る感じに。抑え込んだらまたハミを噛んでと、気性が難しいですね。3コーナーあたりで落ち着いてからは差し返そうとしていましたし、バテている訳ではないです。この経験が次に活かせるといいんですが。内容としては課題が残る競馬となりました」
5着 ボッケリーニ(浜中俊騎手)
「返し馬ではいつもの気配でしたし、競馬もスタートを上手に出て本当にスムーズでした。4コーナーでもいい手応えで押し切れるかと思いました。追い出した時に、後ろから一気に差されて逃げた馬も交わすことができませんでした。頑張ってくれているんですが、上位とは決め手、キレ味の差でした。申し訳ないです」





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