【天皇賞・春】出走馬格付けバトル!「馬券率100%対決」を制した衝撃の逆転候補

昨年の天皇賞・春はジャスティンパレスが完勝

昨年の天皇賞・春はジャスティンパレスが完勝


毎週日曜のレース終了後にお届けしている次週重賞の攻略ポイントが、装いを新たにリニューアル!

今回は4月28日(日)に行われる天皇賞・春(G1、京都芝3200m)を「格」、「京都コース実績」、「長距離適性」の3項目にスポットを当てて、注目馬をピックアップしていきます。

※項目ごとに1位(5ポイント)、2位(3ポイント)、3位(1ポイント)で加点。最後に3項目の合計得点による総合トップ3を発表します。

▼格トップ3
1位 タスティエーラ(5P)
→23年日本ダービー(G1)1着など

2位 ドゥレッツァ(3P)
→23年菊花賞(G1)1着など

3位 ディープボンド(1P)
→21・22年阪神大賞典1着など

4歳G1馬2頭の争いを制したのはダービー馬タスティエーラ。菊花賞2着に加えて皐月賞2着と、3歳牡馬クラシックでの全連対を評価しました。2位には菊花賞馬ドゥレッツァ。3位には21・22年阪神大賞典を連覇など実績豊富な古豪ディープボンドがランクイン。

▼京都コース実績トップ3
1位 シルヴァーソニック(5P)
→[0-2-2-0]複勝率100%

2位 ディープボンド(3P)
→[2-1-2-2]複勝率71.4%

3位 ブローザホーン(1P)
→[2-0-0-1]複勝率66.7%

1位は京都芝3200mで行われた23年天皇賞・春での3着をはじめ、4戦して複勝率100%のシルヴァーソニック。2位ディープボンドも昨年の天皇賞・春2着馬。3位ブローザホーンは馬券外に敗れた一戦が競走を中止した3走前の京都大賞典のみと、こちらもコース巧者です。

▼長距離適性トップ3
1位 テーオーロイヤル(5P)
→[3-1-1-0]複勝率100%

2位 シルヴァーソニック(3P)
→[2-0-5-2]複勝率77.8%

3位 ワープスピード(1P)
→[1-1-1-1]複勝率75%

1位は3000mを超える距離ではG1を含む過去5戦で複勝率100%のテーオーロイヤル。2位シルヴァーソニックも馬券外に敗れたのは競走を中止した22年天皇賞・春と、長期休養明けだった前走の阪神大賞典だけ。3位には長丁場で安定しているワープスピードが入りました。

▼総合トップ3
1位 シルヴァーソニック(8P)
2位 タスティエーラ(5P)
2位 テーオーロイヤル(5P)

2部門での「複勝率100%」対決を制し総合1位に輝いたのは、意外にも人気薄が予想されるシルヴァーソニック。京都競馬場は改修工事により長らく開催が行われておらず選定方法が高齢馬有利に働いたことは否めませんが、それでもコース及び長距離実績は文句なし。御年8歳馬と侮りは禁物です!

同率2位のタスティエーラは京都コース実績、長距離適性とも規定の3戦に届かず格部門のみの選出。ただ、京都芝3000mの菊花賞2着と力は示しており、2ケタ着順に大敗した大阪杯の結果を度外視して狙う価値はあります。

2位タイのテーオーロイヤルも京都コースで出走経験がなく、格部門は次点止まりのため長距離適性のみでの選出となりました。それでも3000mを超える重賞を連勝中と勢いは出走メンバー中1番で、混戦模様の今年なら3連勝でG1タイトルに手が届いても驚けません。