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【天皇賞・春】見せたい菊花賞馬の意地!ドゥレッツァを管理する知将のホンネ
2024/4/24(水)
昨年の菊花賞を快勝したドゥレッツァ
天皇賞・春
ドゥレッツァ
尾関知人調教師
——前走の金鯱賞は2着でした。レース内容を振り返ってください。
尾関調教師(以下、尾):前走後に完全リセットして1から立ち上げての休み明けでしたし、距離も一気に短縮、斤量も59キロという条件のなか、道中もしっかり折り合って終いも脚を使っていましたからね。次に繋がる内容の競馬をしてくれたと思います。
——この中間の過ごし方を教えてください。
尾:前走後はノーザンファーム天栄へ放牧に出して、馬の状態を確認していくなかで天皇賞へ向かえそうだという話になったので、レースから逆算して帰厩しました。オーナーサイドと相談して、ゴールデンウィーク期間の競馬になることも考慮してこの中間は栗東トレセンで調整することにしました。
——4/17(水)に行われた1週前追い切りの狙いと動きの評価をお願いします。
尾:4/13(土)にもう少ししっかりやりたかったですけど、初めての環境で馬が気を遣って、思っていたより負荷をかけられなかったので、1週前追い切りはしっかり負荷をかけようと併せ馬でやりました。
併せた相手の馬も具合が良くて、ドゥレッツァの方が手応えとしては劣勢に見えるくらい相手が頑張って走ってくれましたが、ドゥレッツァ自身もよく動けていましたし、時計も十分で良い内容の追い切りが出来たと思います。戸崎騎手も、以前に乗ったときと比べてドッシリした感じがする、と話していました。
——休み明けの前走を使って、状態面の推移についてはどう感じていらっしゃいますか。
尾:1回使ったことで良くなっています。
——レースへ向けて意気込みをお願いします。
尾:ドゥレッツァ自身純然たるステイヤーではないので、菊花賞から更に200メートル延びることはチャレンジになります。昨年の菊花賞馬として臨む立場ですし、しっかりした競馬が出来るように、レースまで残りの日々を厩舎スタッフと力を合わせてしっかり調整していきます。
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