【オークス】5年連続で2ケタ人気激走!確変中の「爆穴パターン」に該当した伏兵

昨年15番人気ながら3着に入ったドゥーラ

昨年15番人気ながら3着に入ったドゥーラ


5月19日(日)に行われる優駿牝馬(東京芝2400m)。世代トップを決める争いとあって、毎年トップレベルの牝馬が集結するG1です。

そのようなレースとあって、過去10年における1番人気は[6-2-0-2]連対率80%と高い水準で安定。「馬券は堅そうだな……」と考えたくなってしまうものですが、しかし少々お待ちを。だからと言って、穴馬の台頭が皆無かと言えば話は別なんです!


23年3着 ドゥーラ(15人気)
22年2着 スタニングローズ(10人気)
21年3着 ハギノピリナ(16人気)
20年3着 ウインマイティー(13人気)
19年2着 カレンブーケドール(12人気)

なんと過去5年の全てにおいて、2ケタ人気の爆穴馬が馬券内に激走。勝ち馬こそ出ていないものの、思わぬ適性を見せることにより配当を引き上げています。

そこで今回はこれら5頭の戦績を徹底リサーチ。すると「爆穴パターン」とでも呼ぶべき、思わぬ共通点を発見することができました。

ズバリ、「1800m以上の1勝クラス~オープン重賞を勝利」した経験があることです!


23年3着 ドゥーラ(15人気)
→札幌2歳S(芝1800m)1着

22年2着 スタニングローズ(10人気)
→フラワーC(芝1800m)1着

21年3着 ハギノピリナ(16人気)
→矢車賞(芝2200m)1着

20年3着 ウインマイティー(13人気)
→忘れな草賞(芝2000m)1着など

19年2着 カレンブーケドール(12人気)
→スイートピーS(芝1800m)1着

もちろんそれだけではありません!さらに調査を重ねた結果、上記のうちのカレンブーケドールを除く5頭中4頭が、該当レースを「上がり1~2位」で勝利していました。

オークスはすべての出走馬が未知の距離である芝2400mに挑むレース。たとえ桜花賞などのマイル戦で上位に入った馬でも、適性外で能力を発揮できず案外な結果に終わることさえ珍しくありません。

そのような条件とあって、すでにある程度長い距離でも末脚を見せていた馬が台頭。2~3着争いに滑り込むケースが多いのだと推測できます。

そして今回のメンバーのうち「上がり1~2位」で、「1800m以上の1勝クラス~オープン重賞を勝利」した経験がある馬はわずか4頭。

アドマイヤベル
→フローラS(芝2000m)1着(上がり2位)

エセルフリーダ
→ミモザ賞(芝2000m)1着(上がり1位)

コガネノソラ
→スイートピーS(芝1800m)1着(上がり1位)

タガノエルピーダ
→忘れな草賞1着(芝2000m)1着(上がり1位)

最終的なオッズはレース直前になってみなければわからないとはいえ、少なくとも桜花賞組を差し置いて本命視されるとは考えづらい馬達が並びました。

先週のヴィクトリアマイルをご覧になられた方ならよくご存じの通り、競馬はどんな結果が訪れるかわからないもの。迷ったときは上の4頭を馬券に加えておけば、美味しい配当がゲットできるかもしれませんよ!