【G1馬の夏休み】秋に向けて英気を養うスターホースたちの今に迫る!

天栄で休養中のアマンテビアンコ

天栄で休養中のアマンテビアンコ


7/22(月)、多くのG1ホースが夏シーズンを過ごすノーザンファーム天栄で木實谷雄太場長が取材に応じ、秋シーズンに向けての見通しを語った。

 ドゥレッツァ(牡4、美浦・尾関厩舎)
前走=天皇賞・春15着

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「インターナショナルステークス出走に向けて、8/2(金)に出国予定です。このクラスの馬が夏場の日本で使うとなると札幌記念が候補に上がりますが、近年の厳しい暑さのなかでしっかりトレーニングを積みながらのチャレンジは難しさがありますし、イギリスの調教場の施設の素晴らしさや例年の天候傾向を考えて、このレースを選択しました。秋の最大目標と考えているジャパンカップの褒賞金対象レースになっていることも大きいですね。

菊花賞を勝ちましたが、その他では2000前後の距離で結果を出してきていますし、ヨーク競馬場のコースレイアウトを考えても楽しみな挑戦だと思っています。天皇賞春があのような結果になったので心配していましたが、今は菊花賞後のような大きなダメージもなく去年の良い頃の状態に戻ってきています。良い状態で臨めるかどうかが大きなポイントでしょう」


ブレイディヴェーグ(牝4、美浦・宮田厩舎)
前走=エリザベス女王杯1着

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「右飛節の後ろに腫れが見られたので間隔をあけましたが、乗り出してからは順調にきています。今は脚元の問題はありませんが、乗れなかった期間が約2ヶ月ちかくあったので、心肺機能や筋肉量を徐々に取り戻している最中です。昨年の夏と比べて肩まわりやお尻にしっかり肉が付いてきましたし、肉体面の成長を感じます。まずは予定している新潟記念を無事に使えれば、と思います。その結果を見て秋のローテーションを考えていく予定です」


アスコリピチェーノ(牝3、美浦・黒岩厩舎)
前走=NHKマイルカップ2着

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「昨年の夏は暑さが堪えていましたが、今年はここまでよく頑張ってくれていますし、この先更に暑さが厳しくなっても上手く乗り切ってくれればと思います。良くも悪くも大きな変わりなくきていますが、肉体面は全体的にボリュームが出てきたと思います。目標の京成杯オータムハンデ出走に向けて、8月上旬頃に美浦トレセンへ戻る予定です」


アマンテビアンコ(牡3、美浦・宮田厩舎)
前走=羽田盃1着

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「左前骨瘤の状態は良くなっています。回復状況を見ながら、今後の予定を考えていきます」


ステレンボッシュ(牝3、美浦・国枝厩舎)
前走=オークス2着

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「この中間も汗をかいて気が入っている感じで、体も締まっています。体も480キロくらいまで増えて、毛ヅヤも良く好調です。欲を言えば、お尻まわりにもっと肉が付いてくれば更に良いですね。目標の秋華賞に向けて体調を維持していきたいです」


チェルヴィニア(牝3、美浦・木村厩舎)
前走=オークス1着

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「春シーズンは桜花賞のときの方が体調自体は良かったと思いますが、1回競馬を使ったことで『走れる』という意味では、心肺機能や筋肉の状態はオークスのときの方が良かったのかなと思います。オークス後は毛を刈ってもすぐに伸びていましたが、今は短い状態を維持できるようになっていますし毛ヅヤも良くなっています。目標の秋華賞の頃には更に良くなりそうです」


レガレイラ(牝3、美浦・木村厩舎)
前走=日本ダービー5着

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「ダービーは走り切れなかった分、ダメージが残らず順調に調整できています。去年と比べて胴が伸びましたし、精神面もだいぶ大人になってきました。この後の馬の様子を見ながら秋の予定を決めていくので、順調に夏場を過ごしてもらいたいです」