【キーンランドC】2頭の王の名を継いで!サトノレーヴが圧巻の走りで重賞連勝

重賞連勝を果たしたサトノレーヴ

重賞連勝を果たしたサトノレーヴ


8月25日(日)、2回札幌6日目11Rで第19回キーンランドカップ(G3)(芝1200m)が行なわれ、D.レーン騎手騎乗の2番人気・サトノレーヴ(牡5、美浦・堀厩舎)が好位から運ぶと、直線勢いよく伸びて完勝。勝ちタイムは1:07.9(良)。

2着には1馬身半差で8番人気・エイシンスポッター(牡5、栗東・吉村厩舎)、3着にはハナ差で7番人気・オオバンブルマイ(牡4、栗東・吉村厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたナムラクレア(牝5、栗東・長谷川厩舎)は5着に敗れた。

勝ったサトノレーヴの半兄はハクサンムーン。父には2013年の年度代表馬であり最優秀短距離馬の「龍王」ロードカナロア、母の父には同じく1994年の最優秀短距離馬であるサクラバクシンオーを持つという、スプリントレースの申し子だ。

前走の函館スプリントステークスでは2着に1馬身以上の差をつけ快勝していた同馬は今回、プラス16キロと大幅に成長。再び後続を1馬身半差と突き放す内容で重賞2連勝、芝1200mでは7戦6勝と記録を伸ばした。偉大な父や母父に並ぶ、あるいは超えていく走りを見せてくれるのか。今後の動向にも期待したい。

馬主は里見治氏、生産者は日高町の白井牧場

  • サトノレーヴ
  • (牡5、美浦・堀厩舎)
  • 父:ロードカナロア
  • 母:チリエージェ
  • 母父:サクラバクシンオー
  • 通算成績:9戦7勝
  • 重賞勝利:
  • 24年キーンランドC(G3)
  • 24年函館SS(G3)

サトノレーヴ
サトノレーヴ

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