【新潟2歳S】根性見せたデッドヒート!トータルクラリティが重賞初制覇


8月25日(日)、3回新潟6日目11Rで第44回新潟2歳ステークス(G3)(芝1600m)が行なわれ、北村友一騎手騎乗の6番人気・トータルクラリティ(牡2、栗東・池添学厩舎)が直線外から迫った相手を、内から再び差し返して優勝。勝ちタイムは1:34.2(良)。

2着には半馬身差で1番人気・コートアリシアン(牝2、美浦・伊藤大厩舎)、3着には3馬身差で5番人気・プロクレイア(牝2、栗東・小林厩舎)が続いて入線した。

勝ったトータルクラリティは近親に23年宝塚記念2着のスルーセブンシーズがいる血統。前走は目を見張る加速力で勝利を挙げていた馬だったが、初の重賞でもその力を存分に発揮。ゴール手前では先頭を譲らない勝負強さも垣間見せながら、貴重なタイトルを掴んだ。

馬主は有限会社キャロットファーム、生産者は安平町のノーザンファーム

  • トータルクラリティ
  • (牡2、栗東・池添学厩舎)
  • 父:バゴ
  • 母:ビットレート
  • 母父:スペシャルウィーク
  • 通算成績:2戦2勝
  • 重賞勝利:
  • 24年新潟2歳S(G3)

1着 トータルクラリティ(北村友一騎手)
「2戦目が大事と思っていたので、勝ててよかったです。返し馬ではテンションが高かったのですが、スタートは良く1番いいポジションで折り合って進めました。まだ気性面が気がかりですが、もう少し大人になればもっと活躍できると思います」

2着 コートアリシアン(菅原明良騎手)
「元々気にしていた折り合い面がうまくいきませんでした。それでも終いは頭が出るくらい先頭に立ちましたし、力があると思います。これからうまく折り合えれば」

3着 プロクレイア(津村明秀騎手)
「気のいい馬ですね。ゲートはうるさくなく出て、道中もおさまりました。しぶとい脚を使ってくれたので、これから成長しそうな馬です」

4着 マジカルフェアリー(和田竜二騎手)
「勝ち馬の後ろを取りたかったのですが、流れ的にもう一歩詰めきれませんでした。でも際どい所まで来ていたので、成長すると思います」

5着 ジョリーレーヌ(石川裕紀人騎手)
「返し馬、装鞍所、競馬といい雰囲気だったのですが、残り200メートルで止まってしまいました」

6着 スターウェーブ(三浦皇成騎手)
「いいスタートは切れなかったんですが、うまくリカバーできました。一瞬力んで、3~4コーナーはいい感じで直線を向いたんですが、1ハロン鈍ってしまいました」


トータルクラリティ
トータルクラリティ
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