【京成杯オータムH】2歳女王アスコリピチェーノが55.5kgを克服し完勝!

55.5kgも問題にせず勝ち切ったアスコリピチェーノ

55.5kgも問題にせず勝ち切ったアスコリピチェーノ


9月8日(日)、4回中山2日目11Rで第69回京成杯オータムハンデ(G3)(芝1600m)が行なわれ、C.ルメール騎手騎乗の1番人気・アスコリピチェーノ(牝3、美浦・黒岩厩舎)が道中中団を追走すると勝負所で外から進出し、力強く伸びて優勝した。勝ちタイムは1:30.8(良)。

2着には1馬身1/4差で14番人気・タイムトゥヘヴン(牡6、美浦・戸田厩舎)、3着にはアタマ差で3番人気・サンライズロナウド(牡5、栗東・安田翔厩舎)が続いて入線した。

勝ったアスコリピチェーノは昨年の阪神ジュベナイルF以来の勝利。桜花賞、NHKマイルC共に2着に敗れたものの、55.5kgを背負いながら秋緒戦を完勝した。

馬主は有限会社サンデーレーシング、生産者は安平町のノーザンファーム

  • アスコリピチェーノ
  • (牝3、美浦・黒岩厩舎)
  • 父:ダイワメジャー
  • 母:アスコルティ
  • 母父:Danehill Dancer
  • 通算成績:6戦4勝
  • 重賞勝利:
  • 23年阪神JF(G1)
  • 23年新潟2歳S(G3)
  • 24年京成杯オータムハンデ(G3)

1着 アスコリピチェーノ(ルメール騎手)
「良い手応えでした。瞬発力があり、冷静に走れていつも通りの脚でした。良いスタートきれましたがスピードが足りず、真ん中から後方のポジションになりましたが、最後はいい脚を使えました。乗りやすくなったし、今後距離を伸ばしても良いパフォーマンスできるけど、マイルも良いので、これからのG1も勝てると思います」

2着 タイムトゥヘヴン(柴田善臣騎手)
「調教で乗って前より調子が良くなりました。中山の坂もプラスになると思いました。よく頑張ったと思います」

3着 サンライズロナウド(横山典弘騎手)
「よく頑張りました」

4着 セルバーグ(武豊騎手)
「スタートは速くなかったけど先入観持たずに走れました。4コーナーではすごく良かったです」

5着 ジューンオレンジ(富田暁騎手)
「ゲートは予定通りでした。勝ち馬の後ろでいい雰囲気で流れも良かったです。長距離から1600mにかえて結果に結びつきました。レースに向かうテンションも良く、次に向けて良いチャレンジができそうです」

アスコリピチェーノ
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