【マイルCS】出走馬格付けバトル!昨年覇者ナミュールをも制したチャンピオン候補とは

昨年は藤岡康太騎手騎乗のナミュールが快勝

昨年は藤岡康太騎手騎乗のナミュールが快勝


G1出走予定の有力馬を項目別に格付け!

今回は11月17日(日)に行われるマイルチャンピオンシップ(G1、京都芝1600m)を、「格」「芝1600m適性」「京都コース実績」の3項目にスポットを当て、注目馬をピックアップしていきます。

※項目ごとに1位(5ポイント)、2位(3ポイント)、3位(1ポイント)で加点。最後に3項目の合計得点による総合トップ3を発表します。

▼格トップ3
1位 チャリン(5P)
→24年ジャックルマロワ賞(仏G1)1着などG1競走3勝

2位 ナミュール(3P)
→23年マイルCS(G1)1着など

3位 セリフォス(1P)
→22年マイルCS(G1)1着など

格部門は欧州のマイル王チャリンが英仏G1を3勝・2着2回と圧倒し、文句なしの1位。2~3位に昨年の覇者ナミュール、22年覇者セリフォスがそれぞれ続く形となりました。

▼芝1600m適性トップ3
1位 チャリン(5P)
→[5-2-2-2] 複勝率81.8%

2位 ソウルラッシュ(3P)
→[6-3-2-4] 複勝率73.3%

3位 セリフォス(1P)
→[5-3-0-6]連対率57.1%

芝1600m適性でも欧州マイル王チャリンが頭ひとつ抜ける形。なお5勝・2着2回はいずれも今年の成績で、4歳になって一度も連対を外していない充実ぶりには驚かざるを得ません。しかし日本の強豪ソウルラッシュも今メンバーで最多のマイル6勝をマークするなど一歩も譲らず、2位を奪取しました。

▼京都コース実績トップ3
1位 ソウルラッシュ(5P)
→[1-1-1-0] 複勝率100%

2位 ナミュール(3P)
→[1-0-0-0] 24年マイルCS1着

3位 アルナシーム(1P)
→[1-1-0-1] 複勝率66.7%

京都コース実績ではソウルラッシュがマイルCS含む重賞を3戦して、複勝率100%の巧者ぶりを誇示。また集計対象の3戦に満たないナミュールですが、挙げた1勝が京都開催の23年マイルCSであることを考慮し特例で2位選出となりました。

▼総合トップ3
1位 チャリン(10P)
2位 ソウルラッシュ(8P)
3位 ナミュール(6P)

総合1位に輝いたのは欧州からの刺客チャリン。日本の馬場が合うかどうかは焦点になりそうですが、実力が相当なものであることには疑いようがないでしょう。

迎え撃つは初のG1戴冠を目指す古豪ソウルラッシュ、そして昨年覇者の女傑ナミュール。役者揃いの1戦にどんなドラマが待ち受けているのか、今からレースが待ちきれません!