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【有馬記念】輝いた復活の末脚!戸崎騎手&3歳牝馬レガレイラが優勝!
2024/12/22(日)
叩き合いを制したレガレイラ
12月22日(日)、5回中山8日目11Rで第69回有馬記念(G1)(芝2500m)が行なわれ、戸崎圭太騎手騎乗の4番人気・レガレイラ(牝3、美浦・木村厩舎)が先行集団の一角に構え、ゴール前で差し脚鋭く伸びて優勝。勝ちタイムは2:31.8(良)。
2着にはハナ差で10番人気・シャフリヤール(牡6、栗東・藤原英厩舎)、3着には1馬身半差で2番人気・ダノンデサイル(牡3、栗東・安田翔厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたアーバンシック(牡3、美浦・武井厩舎)は6着に敗れた。
勝ったレガレイラは23年ホープフルSの勝ち馬。牝馬ながら今年の日本ダービーにも出走し5着に走るなど大舞台で存在感を示していた。
近走では思うような結果が出ずにいたが、再び勝ち星を挙げた中山コースに舞台を移すと持ち前の豪脚を発揮。再び強い輝きを取り戻し、見事に年末グランプリの王者に君臨した。
なお3歳牝馬による有馬記念の制覇は1960年スターロツチ以来64年ぶり2頭目となる快挙。初コンビで同馬の良さを引き出した戸崎圭太騎手にも賛辞を贈りたい。
馬主は有限会社サンデーレーシング、生産者は安平町のノーザンファーム。
- レガレイラ
- (牝3、美浦・木村厩舎)
- 父:スワーヴリチャード
- 母:ロカ
- 母父:ハービンジャー
- 通算成績:8戦3勝
- 重賞勝利:
- 24年有馬記念(G1)
- 23年ホープフルS(G1)
1着 レガレイラ(戸崎圭太騎手)
「レガレイラに感謝です。スタートが鍵だと思っていました。少し遅れましたが、二の脚もよくてスムーズなポジションとリズムで道中走れました。
最後の直線は接戦で、気持ちで負けないようにと思っていました。勝ちとわかった時は嬉しさが込み上げてきました。乗せていただいたオーナーさん、スタッフさんに感謝したいです。
(有馬記念勝利は10年ぶりで)長い年月が過ぎましたけど、また勝てて嬉しい。さらに頑張りたいです。3歳牝馬で有馬記念を勝てて今後ますます楽しみになったと思います。(今年は)あと1日競馬があるので、応援していただきたいです」
2着 シャフリヤール(藤原英昭調教師)
「16枠はきついです。ハナは切れませんでした。でもC.デムーロ騎手は上手くやってくれました。想像以上に経験があって、成熟して調子も上がっています」
3着 ダノンデサイル(横山典弘騎手)
「現状ではよく頑張った」
4着 ベラジオオペラ(横山和生騎手)
「仕上がりはバッチリで、馬の力を出し切れるレースでした。2500mは長いかもしれないです。その懸念点があっても、トリッキーなコースを走り切れたのは自信につながります。また頑張ります」
5着 ジャスティンパレス(坂井瑠星騎手)
「状態よく、ゲートはうまく出られましたが、ペースが遅くて動けるポジションが取れませんでした。力はあるので、最後は脚を使ってくれました」
6着 アーバンシック(ルメール騎手)
「スローペースで残念。直線はみんな加速していました。良い競馬をしていましたが、もう少し流れていたらもっと行けたと思います。馬の状態は良かったですが、速い逃げ馬がいないから仕方がないですね。3歳だから来年が楽しみです」
※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。
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