【プロキオンS】驚異の連対率5割!東海Sの「激アツ傾向」から浮上した要注目の1頭

23年東海Sを逃げ切ったプロミストウォリア

23年東海Sを逃げ切ったプロミストウォリア


1月末に行われる古馬のダート中距離別定G2重賞……昨年までの「東海ステークス」が装いも新たに、プロキオンステークス(G2、中京ダ1800m)として施行されます。

レース名が替わっても1月中京のダ1800mという条件はそのまま。直近10年のうち2020、24年を除く8回は同舞台で行われており、東海Sの傾向から狙い馬を絞ることが可能です。

ズバリ、中京開催時における東海Sの攻略ポイントは「逃げ先行馬」です。23年1着プロミストウォリア(2人気)を筆頭に、4コーナー先頭の馬が[3-1-0-4]連対率50%の好成績。1~3着馬24頭のうち半数を超える13頭が4コーナー1~4番手からの粘り込みでした。

▼東海S脚質別成績
逃げ[3-1-0- 4]連対率50.0%
先行[3-4-2-17]連対率26.9%
差し[2-3-5-37]連対率10.6%
追込[0-0-1-34]連対率 0.0%

▼東海Sで逃げた好走馬
23年1着 プロミストウォリア(2人気)
19年1着 インティ(1人気)
18年1着 テイエムジンソク(1人気)
16年2着 モンドクラッセ(2人気)
(※京都開催時を除く過去8年)

逃げ先行馬が有利のダート戦でも、中京ダ1800mはその傾向が顕著(けんちょ)。砂がパサパサに乾燥する1月中旬の時期に行われることもあり、前に行った馬を捕まえるのは容易ではありません。

この傾向は有力馬だけに止まらず、2017年には当時単勝122.3倍の爆穴馬ショウナンアポロンがアワヤのハナ差4着に粘ったシーンも。逃げ馬は人気の有無に関わらずマークが必要となります。

特に今年の出走メンバーを見渡すと、ダート戦にしては珍しく中団~後方から末脚勝負で結果を残している馬ばかり。何が何でも前に行きたい馬は片手で数えるほどしかおらず、例年にも増して逃げ馬が残る可能性大でしょう。

積極策が予想される馬の中でイチ押しはサンデーファンデーです。前々走の師走Sでは逃げてクビ差2着。前走のベテルギウスSでは大外枠からハナを切れず2番手追走も直線入り口で早め先頭に立つ競馬で押し切っており、今年の逃げ候補として目が離せません!

先週の日経新春杯は7番人気3着マイネルエンペラーを星3つ推奨でズバリ!

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