【NHKマイルC】5年続けて好走中!22年18番人気3着カワキタレブリーの再現が期待できる爆弾穴馬

22年にこのレースで激走したカワキタレブリー

22年にこのレースで激走したカワキタレブリー


NHKマイルカップ(G1、東京芝1600m)には、現在5年続けて該当馬が馬券に絡んでいる「好走馬の調教パターン」が存在するのをご存知でしょうか?

2022年には1~3着を独占。この中には単勝200倍超えで3着に激走したカワキタレブリーのような超人気薄も含まれています。

実際ご覧になられた方が早いでしょう。NHKマイルCは「栗東坂路で調整された関西馬」で、「最終追いが4ハロン52秒7より“遅い時計”」を出していた馬に注目してください!

▼「好走馬の調教パターン」該当例(過去5年)
●24年
1着 ジャンタルマンタル(2人気)
→4ハロン56秒7(馬なり)

●23年
3着 オオバンブルマイ(3人気)
→4ハロン52秒8(馬なり)

●22年
1着 ダノンスコーピオン(4人気)
→4ハロン54秒2(馬なり)

2着 マテンロウオリオン(3人気)
→4ハロン53秒9(馬なり)

3着 カワキタレブリー(18人気)
→4ハロン54秒8(馬なり)

●21年
3着 グレナディアガーズ(1人気)
→4ハロン54秒9(馬なり)

●20年
2着 レシステンシア(1人気)
→4ハロン56秒5(馬なり)

3着 ギルデッドミラー(6人気)
→4ハロン53秒3(馬なり)

ポイントはG1前の最終調整としては、良く言えば馬なりで終い重点。悪く言えば平凡な動きだったことでしょう。

大前提としてNHKマイルCに出走する関西馬は、東京までの長距離輸送が控えています。そのため1週前に実質的な追い切りを済ませ、レース当週は軽めにとどめる調整方法が主流です。

また24年1着ジャンタルマンタル(前走皐月賞から中2週)のように、レース間隔が詰まっている関西馬も同様のことが言えます。前走の時点で走れる状態に仕上がっており、そもそも論として無理に時計を出す必要はないんです!

さらに好走馬の調整内容を深掘りしていくと、8頭全て手応えが「馬なり」。そのうち6頭は「1週前坂路→当週坂路」と、2週続けて栗東坂路で追われていたのは注目に値します。

ここだけの話、今年のNHKマイルCに出走する関西馬の大多数は1週前に実質的な最終追いを済ませ、今週の栗東坂路は雨の影響で重馬場だったこともあり軽め調整。ところが2週続けて坂路で調整された馬となると一気に数が少なくなり、下記の3頭しか該当しません。

・ショウナンザナドゥ
→4ハロン56秒9(馬なり)

・チェルビアット
→4ハロン58秒7(馬なり)

・ミニトランザット
→4ハロン56秒6(馬なり)

いずれも人気薄が予想されるだけに抑えておいて損はないものの、あえて1頭イチ押しを挙げればミニトランザットでしょうか。

新馬戦1着以来のマイル戦だった前走チャーチルダウンズCで3着に好走。芝1600mでは過去2戦して[1-0-1-0]複勝率100%と底を見せておらず、さらに同馬を管理するのは22年NHKマイルC3着カワキタレブリー(18人気)と同じ杉山佳明厩舎なのも見逃せません。

調教パターン、マイル実績、そして「穴を開ける厩舎力」と大駆けの資格が揃っており、過去の傾向と背景を考慮すれば、人気薄でも馬券に入れておきたい1頭です!

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