【アメリカJCC】ワンツー決着続出!「馬場バイアス」から急浮上した人気薄

中山金杯で3着に粘ったボーンディスウェイ

中山金杯で3着に粘ったボーンディスウェイ


普段はG1週にメルマガで限定公開している「直前レース傾向まとめ」が攻略レポートに登場!

アメリカジョッキークラブカップ(G2、中山芝2200m)を対象に、前日のレース傾向から浮上した激走候補をご紹介します。

土曜の中山競馬場は先行各馬での決着が続出!

この日計4戦行われた芝のレースでは「4コーナー3番手以内」で回ってきた馬が必ず3着以内に入線。馬券圏12頭中の9頭、連対圏8頭中の6頭を占めるなど高打率を記録しました。

またいわゆる後方からの「マクリ」でポジションを上げた馬はこの中に含まれず、前目に陣取った馬たちの好走が相次いだ形。いくら直線の短い中山コースと言えど、ここまで結果が偏るのは珍しいでしょう。

象徴的だったのがメインの初富士Sで、4コーナーを1~3番手で回ってきた3頭がそのまま順位変わらずゴール板を通過。「2→11→8人気馬」による波乱決着となっただけに、先行馬に有利な馬場である可能性が高いと考えられます。

そしてアメリカJCCにおける先行馬候補と言えば、⑰アウスヴァールと⑱ボーンディスウェイでしょう。前者は3走前に今回と同舞台のオールカマーで逃げて2着。後者は3走前にブリンカーを装着して以降は全てのレースにおいて4コーナーを3番手で通過。前走の中山金杯でも大外枠の不利を覆し3着を奪取しました。

どちらも今回は8枠を引いたためか評価を下げており、脚質的にも土曜の前残り馬場は間違いなく追い風。持ち前の粘り強さを味方に激走があっても不思議ではありません!