【東京新聞杯】前走重賞2着時を大幅に凌駕!「引退勝負仕上げ」を施された調教特注馬

河内師にタイトルをプレゼントしたいウォーターリヒト

河内師にタイトルをプレゼントしたいウォーターリヒト


東京新聞杯(G3、東京芝1600m)で、前走時から大変身が見込める『調教ビフォーアフター馬』を1頭厳選して紹介します!


2月9日(日) 東京11R ウォーターリヒト(牡4)
菅原明良騎手・河内洋厩舎

【栗東坂路1週前】
4F52秒2-1F11秒9(一杯)

きさらぎ賞に出走する半妹ウォーターガーベラを約8馬身追走。鞍上のGOサインで瞬時に加速すると並ぶ間もなく抜き去り、傾斜がキツくなるゴール前で加速ラップを刻み最後は3馬身先着。栗東坂路の自己ベストに0秒1差まで迫る圧巻のパフォーマンスを披露しました。

参考までに前走の京都金杯2着時の1週前追いは4F53秒2-1F12秒7(強め)。併せた相手や当時の馬場状態、手応えなどに差があるとはいえ全体時計、終いの伸びとも比べ物にならず、調教の気配からデビュー以来1番のデキと判断していいでしょう。

管理する河内洋調教師は規定により2月末で定年を迎えます。ウォーターリヒトにとっては東京新聞杯が河内厩舎で最後の出走になる可能性が高く、過去2戦2勝の東京芝1600mで再度1着を掴むための勝負仕上げを施された印象。同氏の引退前に勝ち星を捧げられるか、その走りから目が離せません!