【オーシャンS】これがG1馬の貫禄!ママコチャが好位から押し切り久々の1着!

3番手から前を捉えたママコチャ

3番手から前を捉えたママコチャ


3月1日(土)、2回中山1日目11Rで第20回オーシャンステークス(G3)(芝1200m)が行なわれ、川田将雅騎手騎乗の1番人気・ママコチャ(牝6、栗東・池江寿厩舎)が道中3番手を追走すると、直線逃げ粘る2着馬を競り落として優勝した。勝ちタイムは1:07.1(良)。

2着には半馬身差で4番人気・ペアポルックス(牡4、栗東・梅田智厩舎)、3着には2馬身差で6番人気・ウイングレイテスト(牡8、美浦・畠山吉厩舎)が続いて入線した。

勝ったママコチャの全姉は桜花賞などを勝った白毛のソダシという血統。23年スプリンターズSを勝って以降は勝ち星に見放されていたものの、中山1200mで再びタイトル獲得となった。

馬主は金子真人ホールディングス株式会社、生産者は安平町のノーザンファーム

  • ママコチャ
  • (牝6、栗東・池江寿厩舎)
  • 父:クロフネ
  • 母:ブチコ
  • 母父:キングカメハメハ
  • 通算成績:19戦7勝
  • 重賞勝利:
  • 23年スプリンターズSG1)
  • 25年オーシャンS(G3)

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1着 ママコチャ(川田将雅騎手)
「最近はどうしても競馬に行くには、穏やかすぎてしまっていた。競馬に至るまでに気持ちを作りながら、そして前向きになるようなポジションでレースを進めていった。

最近のなかで一番ちゃんと動く雰囲気を持って道中を走ってくることができましたし、やっとこの馬らしく少し動くことができたなと思います。何よりこの馬が一番大きなところを勝ってから、結果が出ていない日々を過ごしていたので、大きなところを勝ったこの舞台で、改めて重賞を獲ってくれたことをとてもうれしく思っています。

(高松宮記念に向けて)いい頃の雰囲気にもうひとつ戻れればと思いますので、この後もいい時間を過ごしてもらえたらと思います」

2着 ペアポルックス(岩田康誠騎手)
「開幕週だったがためる競馬をしたいと思っていた。でもゲートを出たので前で競馬を進めた。3〜4コーナーでハミに乗り掛かる形になったが、2着。力がある。勝ったのはGⅠ馬でしたから、この馬はとてもがんばってくれました」

3着 ウイングレイテスト(横山武史騎手)
「絶好枠を引けて、理想の競馬ができた。普段から調教に乗っている松岡騎手に、本当良くなるまでにはもう一つと聞いていたが、その中でもこれだけ走れた。馬を讃えたいですね。最近は59、58キロと斤量が苦しかったと思うので57キロも良かったです」

4着 ヴェントヴォーチェ(ルメール騎手)
「いい競馬をしてくれた。勝ち馬の後ろから競馬して、この馬としては頑張ってくれました」

5着 ウインモナーク(松岡正海騎手)
「いい感じで運べたが、前がかわせなかった。レースが流れると思ったので、一列下げていい形で運んだが。これで3着に来てくれたら納得なんですけどね」

10着 ステークホルダー(戸崎圭太騎手)
「ゲートの体勢が悪かったが、それは元々ある。リズム良く後ろから行って、手応えがあった。伸びてくれているが…重賞の舞台と今までの差でしょう」

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