【金鯱賞】5年続けて好走中!得意舞台でこそ真価を発揮する「黄金の左脚」

昨年のローズSを快勝したクイーンズウォーク

昨年のローズSを快勝したクイーンズウォーク


突然ですが金鯱賞(G2、中京芝2000m)は、「サウスポー」に注目!

順を追って説明しましょう。サラブレッドは左右どちらかで上手くコーナーを回れなかったり、本来の能力を発揮できない馬も少なくありません。

すなわち、左回りの競馬場を得意にする馬にとって、中京で行われる金鯱賞は貴重なベスト条件。そのため毎年のように東京や中京で実績を残すサウスポーの激走が続出しています。

▼金鯱賞で好走した左回り巧者(過去5年)

●24年
1着 プログノーシス(1人気)
→23年金鯱賞(G2中京芝2000m)1着

3着 ヨーホーレイク(6人気)
→22年日経新春杯(G2中京芝2200m) 1着など

●23年
3着 アラタ(6人気)
→22年ケフェウスS(OP中京芝2000m) 1着など

●22年
1着 ジャックドール(1人気)
→22年白富士S(OP東京芝2000m)1着

●21年
1着 ギベオン(10人気)
→18年中日新聞杯(G3中京芝2000m) 1着

3着 ポタジェ(6人気)
→21年白富士S(OP東京芝2000m)1着

●20年
2着 サトノソルタス(8人気)
→18年共同通信杯(G3東京芝1800m)2着

3着 ダイワキャグニー(6人気)
→19年オクトーバーS(OP東京芝2000m)1着など

現在5年続けて該当馬が馬券に絡んでいて、また好走馬には「東京または中京芝1800~2000mオープン特別勝利or重賞連対」という共通点がありました。

ちなみに今年のメンバーで上記の好走条件に完全合致している馬は意外に少なく、金鯱賞3連覇中のプログノーシスを筆頭に下記の4頭しかいません。

・クイーンズウォーク
→24年ローズS(G2中京芝2000m)1着

・デシエルト
→24年中日新聞杯(G3中京芝2000m)1着

・プログノーシス
→24年金鯱賞(G2中京芝2000m)1着など

・ホウオウビスケッツ
→24年毎日王冠(G2東京芝1800m)2着

この中でイチ押しは左回り競馬場で重賞2勝を挙げているクイーンズウォークです。3走前に今回と同じく中京芝2000mで行われたローズSを快勝。直近2戦はオープン重賞で実績が無い右回りの競馬場で掲示板を外しており、金鯱賞の好走傾向に合致した逆転候補となります!