【大阪杯】着実に成長中!コスモキュランダが狙う大一番!

レースごとに成長を見せるコスモキュランダ

レースごとに成長を見せるコスモキュランダ


大阪杯
コスモキュランダ
伊藤祥徳調教助手

——前走のAJCCは3着でした。レース内容を振り返ってください。

伊藤助手(以下、伊):今年を占う一戦だと思っていたので、勝ちたかったというのが正直な気持ちです。ただ勝ち馬はさすがダービー馬という強さでしたし、キュランダも年明け初戦としては十分なパフォーマンスを見せてくれたと思います。

少しずつ改善されてきてはいますが、スタートやテンの行きっぷりというこの子の課題は変わらずありますし、今後も継続して課題克服に向けて取り組んでいかないといけないな、と改めて感じました。

——この中間の過ごし方を教えてください。

伊:大阪杯までレース間隔もあきますし、一旦放牧に出しました。牧場でしっかりケアしてもらって疲れを取って、馬体もフックラして良い雰囲気で帰厩しました。

——3/26(水)に行われた1週前追い切りの狙いと動きの評価をお願いします。

伊:ハミがかりの良い馬を前に置いて、それにしっかりついていくことで競馬でも前半から良い位置を取れるように、という狙いと、道中でペースが上がったときに淀みなく流れに乗っていけるように、という狙い。

あとは終いに一生懸命走らせて、ゴール板を過ぎてからも気を抜かせずしっかり走らせよう、という狙いを持って追い切りました。テンも遅れずスムーズに入れましたし、一気にペースが上がったときも淀みなくついていけました。

終いも11.3で走れていますし、ゴール板を過ぎても集中力を切らさないようにひと気合つけてくれて、こちらのオーダー通りにジョッキーが乗ってくれました。

——前走時と比較して状態面はどのような印象をお持ちですか。

伊:この子は急激に成長するというよりも、ひとつずつ段階を踏みながら力をつけていくタイプなので、いきなりグンと良くなったということはありませんが、前走よりも良くなっているのは確かです。競馬を使うごとに成長していますね。

——初の阪神競馬参戦となります。阪神芝2000という舞台適性への見通しは。

伊:菊花賞のときも「京都芝3000は絶対合う」と思っていても結果が出ませんでしたし、この子に関しては初めての競馬場へ行ってどんな走りを見せてくれるか、何とも言えないというのが正直なところです。ただ阪神芝コースは、瞬発力のある馬に有利な舞台という印象はあります。

キュランダも課題であるスタートやテンの行きっぷりを改善して、テンから好位につけられるようになれば最後にもうひと脚使えると思いますし、そうして道中にムダ脚を使わず溜めることができれば、トップクラスの切れ味を持つ相手にも対抗できるのではないか、と考えています。

——昨年の菊花賞以来となる4回目のG1挑戦です。レースへ向けて意気込みをお願いします。

伊:先ほど話したように、急激に良くなるタイプではありませんが、目の前のことをひとつずつ丁寧にコツコツとこなしながら、着実に力をつけてきています。今回は抜けた存在のいない横一線の面白そうなメンバー構成だと思っていますし、立ち回りひとつで十分チャンスがあると思います。

G1を勝ちたい思いも強いですし、キュランダがトップパフォーマンスを発揮できるように、しっかり体調を整えていきたいです。