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【桜花賞】アーモンドアイ、ソダシも該当!過去10年で「連対率100%好走条件」出現なるか
2025/4/13(日)

21年桜花賞を勝った白毛のソダシ
[1-4-1-4]
勝率10% 連対率50% 複勝率60%
この数字、何だと思いますか?
聞いて驚かないでください。過去10年の桜花賞(G1、阪神芝1600m)における、「1番人気馬」の成績です。
勝ったのは後の3冠牝馬で当時単勝1倍台に支持を集めたリバティアイランドのみ。22年10着ナミュールなど馬券外に敗れる馬も珍しくなく、昨年は同舞台のG1阪神ジュベナイルF勝ち馬アスコリピチェーノですら、2着に敗れました。
24年 2着 アスコリピチェーノ(3.5倍)
23年 1着 リバティアイランド(1.6倍)
22年10着 ナミュール(3.2倍)
21年 2着 サトノレイナス(3.3倍)
20年 2着 レシステンシア(3.7倍)
19年 4着 ダノンファンタジー(2.8倍)
18年 2着 ラッキーライラック(1.8倍)
17年 3着 ソウルスターリング(1.4倍)
16年 4着 メジャーエンブレム(1.5倍)
15年 9着 ルージュバック(1.6倍)
※()内の数字は桜花賞の単勝オッズ
参考までにすべてのレースにおける1番人気馬の全レース成績は、勝率でも約3割。連対率だと約5割、複勝率なら約6割とされています。
桜花賞における1番人気馬の成績は、いずれの数字もこれらの平均に届いておらず、桜花賞がキャリアの浅い3歳牝馬限定G1ということを加味しても、1番人気馬の成績は不振と表現して差し支えないでしょう。
このように信頼性に欠ける1番人気馬とは対照的に、過去10年で5勝を挙げているのが「2番人気馬」です。18年アーモンドアイ、19年グランアレグリア、20年デアリングタクト、21年ソダシと名牝がズラリ。昨年の桜花賞馬ステレンボッシュも2番人気での勝利でした。
[5-1-0-4]勝率50% 連対率60%
24年1着 ステレンボッシュ(4.3倍)
21年1着 ソダシ(3.6倍)
20年1着 デアリングタクト(4.2倍)
19年1着 グランアレグリア(3.4倍)
18年1着 アーモンドアイ(3.9倍)
16年2着 シンハライト(4.9倍)
また桜花賞で連対した過去10年の2番人気馬は、単勝5倍以下でした。一方、馬券外に敗れた4頭は22年のサークルオブライフ(5.1倍、4着)など、例外なく単勝5.1倍以上でした。「単勝4.9倍以内の2番人気馬」に限定すると[5-1-0-0]連対率100%です。
この「単勝4.9倍以内の2番人気馬」が好走凡走の分かれ道であり、前日12(土)16時30分時点のオッズではアルマヴェローチェが単勝4.2倍の2番人気と好走ゾーン内に入っているものの、レース直前まで予断を許さない状況です!
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