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【オークス】ベテランジョッキーに祝福が降り注ぐ!カムニャックが樫の舞台でG1制覇!
2025/5/25(日)

オークスを制したカムニャック
5月25日(日)、2回東京10日目11Rで第86回優駿牝馬(G1)(芝2400m)が行なわれ、A.シュタルケ騎手騎乗の4番人気・カムニャック(牝3、栗東・友道厩舎)が道中中団で追走し、直線に入ると外から鋭い脚を繰り出し、最後の最後で先行馬を差し切って優勝した。勝ちタイムは2:25.7(良)。
2着にはアタマ差で2番人気・アルマヴェローチェ(牝3、栗東・上村厩舎)、3着には1馬身1/4差で10番人気・タガノアビー(牝3、栗東・千田厩舎)が続いて入線した。1番人気に支持されたエンブロイダリー(牝3、美浦・森厩舎)は9着に敗れた。
勝ったカムニャックは前走のフローラSを制してオークスの出走権を掴み、クラシックの大舞台で見事G1を制覇した。なお、フローラSを制した馬の勝利は2010年のサンテミリオン以来15年ぶりとなる。
また鞍上のA.シュタルケ騎手はこれまでJRAのG1に24回騎乗し、今年の天皇賞・春でビザンチンドリームの2着が最高着順だったが、25回目の挑戦で念願のG1制覇を遂げた。
馬主は金子真人ホールディングス株式会社、生産者は千歳市の社台ファーム。

1着 カムニャック(シュタルケ騎手)
「(最後の直線について)レースの初めの方は少しゆっくりだったのでどうなるかと思いましたが、直線前が空いて、追い出した後の反応は素晴らしかったです。岩田騎手(アルマヴェローチェ)との戦いで、気持ちが切れずに最後まで走ってくれました。レベルの高い馬でこれからが楽しみです。
初めてジャパンカップで来日してから時が経ちましたが、日本のG1で勝つことが夢だったので叶えられて嬉しいです。ゴールしたときは素晴らしい気分で、今日このような瞬間に立ち会えたことが嬉しいです。」
2着 アルマヴェローチェ(岩田望来騎手)
「理想のポジションが取れて、良いところで競馬が出来ました。結果だけが残念で、勝ち馬は強かったです。また秋に巻き返したいです」
3着 タガノアビー(藤岡佑介騎手)
「スタートが遅いのもあり遅れてしまった。3.4コーナーでペースが緩んで苦しくなった。悔しい。もう少し流れに乗れれば良かったです」
4着 パラディレーヌ(丹内祐次騎手)
「一瞬、おっと思わせてくれた。これからが楽しみな馬です」
5着 リンクスティップ(Mデムーロ騎手)
「スタートは出たけど、この馬場は向いてないですね。ペースアップしていない。3.4コーナー良いところに居たので、勝つパターンでしたが、馬場が合わなくて最後は能力だけで走っていました。馬場がしんどくて力を出せませんでした」
9着 エンブロイダリー(ルメール騎手)
「全く落ち着いていなかったです。こういう馬場で伸びませんでした。みんなが伸びた時、彼女は落ち着いてしまいました。こういう馬場なら距離は短い方がいいと思います」
- カムニャック
- (牝3、栗東・友道厩舎)
- 父:ブラックタイド
- 母:ダンスアミーガ
- 母父:サクラバクシンオー
- 通算成績:5戦3勝
- 重賞勝利:
- 25年オークス(G1)
- 25年フローラS(G2)









※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。
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