【京成杯オータムH】馬券率7割超え!前走最下位から大変身が期待できるワケアリの1頭

得意な舞台で巻返しを狙うタシット

得意な舞台で巻返しを狙うタシット


普段はメルマガで限定公開している「ワケアリ推奨馬」が攻略レポートに登場!

サマーマイルシリーズ最終戦、京成杯オータムハンデキャップ(G3、中山芝1600m)で、“ワケアリ敗戦”から巻き返しが期待できる逆襲ホースを紹介します。

9月6日(土) 中山11R
京成杯AH
タシット(牡6)
菅原明良騎手・中川公成厩舎

前走しらさぎSは14頭立ての14着。しかも13着馬から5馬身も離された大敗でした。

しかし、この結果だけで安易に評価を下げるのは禁物。当時は6歳にして初となる関西圏での競馬に加えて、厩舎サイドは「(かつて中京遠征時に10キロ減だったことがあり)輸送で体は減ることを想定している」とコメントするなど、輸送に不安を抱えていたのをご存じでしょうか?

レースは2キロ増での出走となるも長距離輸送で消耗したのか、本来の渋太さは影を潜め最下位で入線。また当時騎乗した田口貫太騎手は「瞬発力勝負で見劣ってしまいました」と語っており、直線の長い外回りコースを使用する阪神芝1600mも合わなかったようです。

しかし、今回は輸送時間が短いホームの関東圏に戻り、[2-2-1-2]複勝率71.4%と庭にしている中山芝1600mに替わる一戦。また同舞台で馬券を外した3走前の東風Sは道悪、2走前のダービー卿CTは差し追い込み馬が掲示板を独占する速い流れを先行してのもの。

それでも1000m通過57秒9のハイペースを3着馬と0秒1差。前に行った馬では最先着となる7着に踏み止まったのは負けて強し。前走の大敗で人気を落とすなら絶好の狙い目で、庭とする中山マイルで本来の粘り強さを発揮してくれるに違いありません!