【セントウルS】夏バテ無用のタフホース!今こそ見せるベテランの矜持!

年を重ねてもタフな走りを見せているウイングレイテスト

年を重ねてもタフな走りを見せているウイングレイテスト


サマースプリント最終戦を飾るセントウルS(G2、阪神芝1200m)。この重賞はスプリンターズSに直結する大事な一戦ですが、前走の重賞レースで結果を出している馬が連続で好走する傾向にあります!

▼前走の重賞で馬券内に来た馬
[2-3-2-6] 複勝率53.8%

23年
3着 スマートクラージュ(牡6) CBC賞3着

19年
1着 タワーオブロンドン(牡4) キーンランドS2着

18年
2着 ラブカンプー(牝3) 北九州記念3着

17年
2着 ラインミーティア(牡7) アイビスSD1着
3着 ダンスディレクター(牡7) シルクロードS1着

16年
1着 ビッグアーサー(牡5) 高松宮記念1着
2着 ネロ(牡5) アイビスSD2着

※阪神で行われた直近5年(16~19、23年)のデータに基づく

スプリンターズSの前哨戦であるこのレースは新興勢力よりも実績馬が強い傾向で、その複勝率は53.8%と非常に高い数値を記録しています。

着目すべきはベテラン馬の走りっぷり。特に17年のラインミーティア、ダンスディレクターは7歳という年齢を感じさせない走りで2、3着に入っています。

今回、前走重賞で3着以内という好走条件を満たす馬は計5頭。その中で推奨するのはウイングレイテストです。

8歳にしてキャリア42戦目を数える、まさに百戦錬磨のベテラン馬。暑い夏でも結果を残すタフな馬で、昨年も今年も重賞で結果を出しています。

また、前々走の函館SSは2ケタ着順となりましたが、体調を整えた前走のアイビスSDでは、勝ったピューロマジックと0.2差の3着と接戦に持ち込み、2年連続で好走しました。

夏3戦目となるため状態面が鍵になりますが、短期放牧を挟んでリフレッシュ。500キロ台の馬体重を維持しており、不安は少ないでしょう。

加え、今週は開幕週。「夏のレースを決める上で開幕週の馬場を重点に置いて決めてきた」と陣営がコメントしているように、先行して粘り込むのが持ち味の同馬にとって、開幕2日目の馬場はまさに絶好の舞台です。

今回は重賞戦線で結果を残している馬だけでなく、勢いのある3、4歳馬なども集まった一戦となります。しかし、この馬が持つ百戦錬磨の経験値と先行有利な馬場を味方に付ければ、世代交代の波を跳ね返す走りが十分に期待できるでしょう!

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