【阪神C】仁川の名物重賞、見逃せない好走パターン!

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距離短縮から優勝したグレナディアガーズ

距離短縮から優勝したグレナディアガーズ


今週は阪神C(G2、阪神芝1400m)が、開催されます!翌日が1年の締めくくりの有馬記念ですから、ここで弾みをつけていきたいですよね。

そんな阪神Cには、馬券検討のヒントになりそうな注目データがあります。それは「距離短縮組に注目」というシンプルなもの。

昨年の京都開催を除いた過去5年(19~23年)のデータをご覧ください。

▼距離短縮組の成績
[3-3-3-23] 複勝率28.1%

22年 ラウダシオン 3着
21年 グレナディアガーズ 1着
21年 ホウオウアマゾン 2着など


▼距離延長組の成績
[0-1-1-21] 複勝率8.7%

23年 アグリ 3着
22年 グレナディアガーズ 2着

およそ3割弱の馬が馬券に絡む距離短縮組に対し、距離延長組は大苦戦。さらに19年、20年は距離短縮馬によるワンツースリー決着となっており、この条件がいかに信頼度の高いものかが分かります。

その背景には、阪神芝1400m特有のコース形態がありそうです。スタート直後からペースが上がりやすく、単なるスプリント能力だけでなく、マイルをこなせるだけのタフさが求められる舞台。距離短縮組が有利になるのも頷けます。

今年の距離短縮組はグロリアラウス、シャドウフューリー、シュタールヴィント、ミッキーゴージャスの4頭。 全頭キャピタルSからの参戦となりますが、素直に注目したいのは勝ち馬のミッキーゴージャスでしょう。

同馬は24年の愛知杯を制した実績馬。同年のマーメイドSの後、約1年3か月の休養を挟みましたが、復帰戦となった前々走のポートアイランドSではキャリア初の1600mにもかかわらず3着に好走。地力の高さを改めて示しました。

今年の距離短縮組の中でも実績は一枚上で、最も信頼がおける存在といえそうです。

例年通り好走を見せるのは距離短縮組なのか。年の瀬を盛り上げる仁川の名物重賞から、今年も目が離せません。