【中山記念】近走成績で見限るのは早計!開幕週の鉄則を抑えて浮上した1頭

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3つ目のタイトルを狙うセイウンハーデス

3つ目のタイトルを狙うセイウンハーデス


今週は、節目となる100回目を迎えた伝統の古馬重賞、中山記念(G2、中山芝1800m)が行われます。

例年中山記念は開幕週に行われることから芝の傷みが少なく、前が止まらない馬場になりやすいのが特徴。実際に過去5年の中山記念において逃げた馬の成績は[1-1-1-2]で勝率20.0%、複勝率60.0%と高い好走率を誇り、前々で運べる馬が有利な傾向が顕著に表れています。

こうしたデータを踏まえ、前走逃げた馬の中から今回の注目馬をピックアップ。白羽の矢を立てたのはセイウンハーデスです。

前走のジャパンCでは大逃げを打ったように、展開次第ではハナも視野に入る先行力が持ち味。その一方で3走前のエプソムCでは稍重ながら1分43秒9のレコード勝ちを収めており、脚質に幅があることに加え、高速決着への適性も示しています。

時計が出やすい開幕週においてこうした1800m戦における高速決着の実績は、今回に向けても大きなプラス材料となりそうです。

▼中山記念勝ち馬の小回り重賞V実績(過去5年)
25年シックスペンス
→24年スプリングS(中山芝1800m)1着

24年マテンロウスカイ
→重賞実績なし

23年、21年ヒシイグアス
→21年中山金杯(中山芝2000m)1着

22年パンサラッサ
→21年福島記念(福島芝2000m)1着

さらに見逃せないデータがあります。過去5年の中山記念では、5勝のうち4勝が1800~2000mの小回り重賞勝ち馬によるものでした。

これは中山芝1800mのコース特性と強く結びつく重要なポイント。つまり類似条件で実績を残している馬ほど、好走率が高い傾向にあると言えるでしょう。

セイウンハーデスは23年に福島芝2000mの七夕賞を制しており、小回りをこなせる機動力が今回のコースでも活きるのではないでしょうか。

春の中距離戦線へと弾みをつける一戦。3戦ぶりに幸英明騎手とコンビ復活となるセイウンハーデスが、3度目の重賞タイトル獲得を目指します!