【中山牝馬S】ピークを迎えたエセルフリーダ、得意舞台で初タイトルを狙う!

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充実期に入ったエセルフリーダ

充実期に入ったエセルフリーダ


中山牝馬S
エセルフリーダ
武藤善則調教師

——前走の初富士ステークスは1着でした。レース内容を振り返ってください。

武藤調教師(以下、武):18頭立ての16番枠で前に壁を作りにくい状況でしたし、ペースが遅かったことも影響したのか2コーナーまでは珍しくかかっていましたが、向正面で落ち着きました。

4コーナーを格好良く回って直線に向きましたが、ラストにイメージしたほどに弾けなかったのは前半かかった分かと思います。ただ僅差とはいえ、牝馬のトップハンデを背負って牡馬相手に勝ち切ることができたのは評価できると思います。

——今回中山牝馬ステークスを選択した意図は。

武:中山は4戦3勝と明らかに相性が良いコースですからね。1800mは初めてですが、前走の行きっぷりを見ても前向きさが出てきているところがありますし、むしろ良いのではないかと思って選びました。

——この中間の過ごし方を教えてください。

武:放牧に出さず、在厩調整で進めてきました。前走後1、2週は疲労を解消しつつ、その後はレースへ向けての調整を行なってきました。前走から少し間隔があきましたが、このくらいの間があいていて良かったですね。

——2/26(木)に行われた1週前追い切りの狙いと動きの評価をお願いします。

武:しっかり負荷をかけたかったので、弥生賞に出走を予定しているステラスペースと併せました。良い負荷をかけられました。助手が乗っていたことと馬場状態を考えれば、時計も上々でしょう。

——前走時と比較して状態面はどのような印象をお持ちですか。

武:毎回同じ助手が追い切りに乗っているので感触を聞きましたが「ピークという言葉が当てはまる感じですね」と話していました。

——現状で先生が感じるこの馬のストロングポイントを教えてください。

武:1度だけ惨敗しましたが、それ以外は常に上位争いをしていますし堅実さは強みだと思います。

——今後の成長を期待しているところは。

武:その1度惨敗したのが阪神で、輸送に課題があるのかなとは思います。ただ克服するというよりは、当日輸送がいいだろうということで、今後も東京と中山を中心に使っていくと思います。

——中山芝1800mという舞台適性への見通しは。

武:先ほど話したように今は以前と比べて前向きさが出ていますし、競馬が上手な馬なのでここも崩れずに走ってくれるでしょう。

——レースへ向けて意気込みをお願いします。

武:オークス8着後になかなか軌道に乗れず遠回りをしてしまいましたが、前走内容から重賞でもやれると思っています。今回は何と言ってもハンデ戦ですからね。

ミモザ賞で先着して甲斐路ステークスでは先着されてしまったニシノティアモとの再戦になりますが、向こうは重賞勝ちでこちらは3勝クラスの勝ち上がり、斤量差も恵まれるのではないかと思いますし楽しみです。