【スプリングS】問われるのは脚色だけではない!皐月賞への切符を狙う注目馬

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2018年に最速の上がりで優勝したステルヴィオ

2018年に最速の上がりで優勝したステルヴィオ


先週の弥生賞に続き、今週も皐月賞トライアルのスプリングステークス(G2、中山芝1800m)が行われます。3着までに優先出走権が得られる大事な一戦だけに、是が非でも好走したい舞台でしょう。

気になるのは当日の馬場状態。近5年で良馬場は24年のみで道悪開催が多くなっていましたが、今週末は金曜時点で晴れ予報。良馬場での開催を想定して予想を立ててもよさそうです。

そこで今回は、過去に良馬場で行われた直近5回(17~20年、24年)のデータをもとに傾向を探っていきます。

▼上がり3Fの順位別成績(良馬場の過去5年)
1位 [4-1-0-2] 複勝率71.4%
2位 [0-0-1-5] 複勝率16.7%
3位 [1-1-0-2] 複勝率50.0%
4~5位 [0-2-1-7] 複勝率30.0%
6位~ [0-1-3-29] 複勝率12.1%

上がり最速馬が4勝を挙げているように、上位の末脚を使えることが好走の重要な条件と言えます。

一方、上がり2位の馬は6頭中1頭しか馬券圏内に入っていませんが、これにははっきりとした理由があります。

圏外となった5頭を確認すると、いずれも4角で後方に位置していた馬でした。小回りの中山で、例年ペースが上がりづらい舞台だけに、直線一気の競馬では差し切るのが難しいことが分かります。

そこで今回は、鋭い末脚を持ちながらも出遅れ癖がなく、ある程度の位置を取れるタイプに注目。浮上したのがサウンドムーブです。

同馬はこれまでの3戦すべてで上位の上がりを記録しているように、確かな末脚を持っている馬です。

前走のシンザン記念ではスタートを決めたものの、大外枠が災いして中団から差す形に。それでもロスのない競馬でうまく立ち回った勝ち馬にクビ差まで迫る2着と、内容は高く評価できます。

初戦こそ出遅れましたが、2戦目以降は無難なスタートを切れており、レースを使うごとに安定感も増しています。今回も大外枠となりましたが、前走のように中団からでも良い脚を使えるタイプ。展開次第では先行することも可能で、自在性のある点も魅力と言えるでしょう。

クラシックへのチケットを掴むとともに、あと一歩で届かなかったタイトルをここで手にできるか。重賞初制覇に期待したい1頭です。