【3歳馬情報】姉はダート重賞馬アーテルアストレア、G1で4着の実績を持つ飛躍候補

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4月に入り、競馬界は注目レースが目白押し。今週は牝馬クラシック一冠目・桜花賞が開催される。その舞台となる阪神に加え、中山でも飛躍を期す3歳馬たちがスタンバイしている。今週も厩舎育ちのPOG好き、数多くの名馬をPOGで指名した達人・山田乗男が素質馬を紹介していこう。

◆4月4日

●山吹賞(1勝クラス・中山芝2200m)

レイヒストリコ(牡、レイデオロ×ヒストリックレディ、美浦・黒岩厩舎)
初勝利まで5戦かかってしまったが、2戦目以降は全て馬券圏内で、特に前走は未勝利戦にしてはメンバーも濃く、ここで勝ち上がったことは価値がある。その初勝利は東京だが、切れるイメージが薄いことから中山へのコース変わりも良さそう。格上げ初戦でも好勝負は可能だ。

●アザレア賞(1勝クラス・阪神芝2400m)

ブラックオリンピア(牡、キタサンブラック×ピノ、栗東・友道厩舎)
世代屈指の評判馬。デビューから3戦目となった前走は、追い切り内容から前進が見られ、レースも危なげなく快勝。高い期待に、走りの質も追いついてきた感がある。スタミナ色が強く、積極的なレースで他馬の末脚を削ぎたい。鞍上は川田騎手の予定。

アーレムアレス(牡、ハービンジャー×スターズインヘヴン、栗東・橋口厩舎)
GⅠのホープフルSで4着の実力馬。この実績から、前走のすみれSは勝っておきたい一戦だったが、ラージアンサンブルの2着に終わっている。ホープフルSで見せた末脚が発揮できれば、1勝クラスはいつでも卒業できる。

●未勝利・阪神芝1800m

フォルストランキル(牝、キタサンブラック×ムーンティアーズ、栗東・池江厩舎)
デビューとなった未勝利戦は、中団からメンバー最速の上がりをマークし2着。経験馬相手に、負けて強しの一戦だった。「前向きな性格でスピードタイプの印象だったが、いざ実戦に行くと思ったほどの前進気勢はなく、中団からの競馬。終いの脚は目立っており、距離1ハロン延長は好材料」と記者の話。鞍上は岩田望騎手の予定。

●未勝利(牝馬限定)・阪神ダート1800m

ペトリコール(牝、Justify×ナイセスト、栗東・上村厩舎)
1月11日の京都ダート1800mの新馬戦でデビューし、2着に入線している。「牝馬ながら恵まれた好馬体。休み明けの一戦になるが、丹念に乗り込まれ、体も動きも重苦しいところはない。新馬戦2着だが、3着馬は既に勝ち上がっており、確勝レベル」と記者の話。鞍上はルメール騎手の予定。

◆4月5日

●1勝クラス・中山芝1200m

ガラベイヤ(牝、アルアイン×モルジアナ、美浦・加藤士厩舎)
母は1200mで4勝、姉のコラリンも1200mのオープン・カンナSを勝っており、本馬も1200m戦で初勝利。前走のあざみ賞も3着と、1勝クラスでも力は通用する。平場戦の今回は、更に上の着順が求められる。鞍上は丸山騎手の予定。

●1勝クラス・中山ダート1800m

ウリズンベー(牡、ルヴァンスレーヴ×ヌチバナ、美浦・萩原厩舎)
デビュー3戦目にして初勝利となった前走は、2着に5馬身の差をつける楽勝。ここは格上げ初戦となる。「半兄にアンタレスS勝ち馬ミッキーヌチバナがいる血統。中山にコースが変わった前走は内容がガラッと良くなり、快勝のレース。父や兄同様、ワンターンよりも4つコーナーの中距離向き。気性的に子供で本気を出し切っておらず、まだ良くなる」と記者の話。鞍上は横山武騎手の予定。

リヒトミューレ(牡、ポエティックフレア×ラシンティランテ、栗東・中村厩舎)
芝でデビューも3戦して勝ち上がれず、4戦目でダートを試すといきなり勝利。以降もダート戦を選択している。近2戦は3、2着と好走。2勝目も見えてきている。

ブリッジエフェクト(牡、マインドユアビスケッツ×ベッサメモー、美浦・斎藤誠厩舎)
新馬戦は2着に入り、2戦目の未勝利戦で勝ち上がり。格上げ初戦の前走は単勝37・8倍と評価こそ低かったものの、中団から脚を伸ばし4着と、このクラスでも力が通じることを示した。距離は前走より1F伸びるが、レースぶりから心配は無さそうだ。なお同日の阪神ダート1800m戦に出走の可能性もある。

●1勝クラス・阪神ダート1800m

ヴォーカライズ(牡、ブリックスアンドモルタル×ザガールインザットソング、栗東・高野厩舎)
フィリーズレビュー勝ち馬シングザットソングの弟。デビューから4戦目の阪神ダート1800m未勝利戦で勝ち上がり。前走の東京マイルの1勝クラスは2番手追走から3着と、格上げ初戦でいきなり好走している。初勝利を挙げたとき同コースなら、ここも好勝負に持ち込める。鞍上は西村淳騎手の予定。

◎2歳新規入厩

ホウオウビリーヴ(牡、インディチャンプ×ベルアリュールⅡ、美浦・木村厩舎)
姉アドマイヤリード(ヴィクトリアマイル)、アドマイヤベル(フローラS)、ベルクレスタ(アルテミス2着)。セレクトセール1億7600万円(税込)

ホウオウシュウ(牡、レイデオロ×スペシャルグルーヴ、美浦・田中博厩舎)
兄ミッキーファイト(JBCクラシックなど)、ジュンライトボルト(チャンピオンズCなど)、グルーヴィット(中京記念)。セレクトセール1億7600万円(税込)

リサナウト(牝、リオンディーズ×グルヴェイグ、美浦・黒岩厩舎)
母は5勝(マーメイドS)。姉アンドヴァラナウト(ローズS)、祖母エアグルーヴ(天皇賞・秋など)

ケンホープの24(牝、キタサンブラック×ケンホープ、栗東・吉岡厩舎)
姉プールヴィル(フィリーズレビュー)

シャンデヴァーグ(牝、ロードカナロア×プールヴィル、美浦・森一厩舎)
母は4勝(フィリーズレビュー)

トゥールドミラベル(牡、ベンバトル×レッドミラベル、美浦・小島茂厩舎)
母は1勝、兄リアライズシリウス(現3勝、共同通信杯など)、おじルルーシュ(アルゼンチン共和国杯)

フィリオソラーラ(牡、エピファネイア×フィリアプーラ、美浦・木村厩舎)
母は2勝(フェアリーS)

サイマーの24(牡、シルバーステート×サイマー、栗東・前川厩舎)
兄サンライズジパング(現5勝、みやこSなど)

レイデアルマス(牡、ドレフォン×タッチングスピーチ、栗東・杉山佳厩舎)
母は3勝(ローズS)。兄キングズレイン(ホープフルS3着)

ダイナマイク(牡、キタサンブラック×シンプリーラヴィシング、栗東・中内田厩舎)
母は北米GⅠ勝ち馬。セレクトセール2億6400万円(税込)

※現役馬の成績は3月27日現在