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【3歳馬情報】G1・2勝馬アスコリピチェーノを近親に持つ、一変の余地を秘めた期待馬
2026/3/23(月)
今週末は春のスプリント王を決める高松宮記念が行われる。豪華メンバーが揃うG1に注目が集まる一方で、これからの主役候補となる3歳馬たちの動向も見逃せない。今週も厩舎育ちのPOG好き、数多くの名馬をPOGで指名した達人・山田乗男が素質馬を紹介していこう。
◆3月28日
●1勝クラス・中山芝1800m
サンプレクス(牡、シルバーステート×トロシュナ、美浦・大竹厩舎)
年明けの中山マイルの新馬戦でデビュー。積極策に出ると、終いの2Fを11秒3-11秒3でまとめて逃げ切っている。「母の産駒は総じて気性が燃えやすく短距離タイプが多いけど、この馬は距離に融通が利きそう。牡馬にしては華奢ではあるものの、この中間は前走以上に体をふっくら見せている」と記者の話。前走内容、中間の状態を考えると、格上げ初戦でも楽しみである。
●1勝クラス・阪神芝1400m
グロリアスマーチ(牡、モーリス×ヴィクトリーマーチ、栗東・須貝厩舎)
ここまでの7戦は【1・2・3・1】の安定感。特に1400mの近走は、2走前の万両賞が勝ち馬から0・2秒差の3着、前走は勝ち馬からクビ差の2着と、2勝目に向けて前進している。好走した2走と同じ1400m戦なら好勝負必至だ。鞍上は松山騎手の予定。
ファムマルキーズ(牝、キタサンブラック×ダイワダッチェス、栗東・大久保厩舎)
2歳戦の開幕週となる昨年6月8日の新馬戦を勝利。4か月ぶりとなる前走のりんどう賞は1番人気に支持されたが、5着に敗れている。今回は、それ以来の一戦。追い切りの時計は出ており、久々でも仕上がりは悪くなさそうだ。鞍上は吉村騎手の予定。
●未勝利・中山芝1600m
リコラピッド(牝、レイデオロ×アディクティド、美浦・森一厩舎)
マイラーズCなど重賞を2勝したクルーガーの弟。昨年7月の時点でゲート試験に合格しており、無事なら早期デビューもできたと思われるが、骨片の摘出手術もあり休養。じっくり回復を図り、当レースでデビュー予定である。1週前の追い切りはウッド5F68秒2-11秒9。なお翌日の芝1800m戦に回る可能性もある。
◆3月29日
●ミモザ賞(1勝クラス・牝馬限定・中山芝2000m)
ランザワールド(牝、コントレイル×ビッグワールド、美浦・宮田厩舎)
年明けの中山芝2000mの新馬戦でデビュー。序盤は後方も、ペースが落ちたところで番手を上げ、向正面で先頭のインタノンに並びかけると、このまま2頭の一騎打ち。ゴール前で相手を捻じ伏せ、デビュー勝ちをおさめている。前走と同じ中山芝2000m、牝馬限定戦なら連勝も狙える。鞍上は丹内騎手の予定。
●大寒桜賞(1勝クラス・中京芝2200m)
ダノンハドソン(牡、レイデオロ×ダノンチェリー、栗東・池江厩舎)
昨年12月の阪神芝1800mの新馬戦を勝利。その前走から約3か月間隔を開け、2戦目を迎える。「近親にドンフランキー(プロキオンSなど)がいる血統。デビュー前の追い切りはフワフワして集中力に欠けていたが、実戦でいきなり結果を出したあたりは素質の高さ。中長距離向きのタイプで、連勝を決めれば青葉賞や京都新聞杯などダービートライアルが視野に入ってくる」と記者の話。鞍上は松山騎手の予定。
●未勝利・中山芝2200m
ゴンファロニエーレ(牡、エピフェネイア×タッチングスピーチ、美浦・田中博厩舎)
母はローズS勝ち馬、兄キングズレインはホープフルS3着。新馬戦は1番人気に支持も、10着と見せ場なく終わっている。「新馬戦は人気を裏切る格好になったが、品のある馬体の持ち主でポテンシャルは確か。デビュー当初は機敏さが物足りなかったが、この中間は素軽さが出ており、2戦目でガラッと変わる余地がある」と記者の話。鞍上はMディー騎手の予定。
モデレートゲイル(牡、ドレフォン×レインボーダリア、美浦・戸田厩舎)
母はエリザベス女王杯勝ち馬。デビュー戦は12着、2戦目は勝ち馬から1秒以上離された7着と苦戦続き。しかし近2戦は5、4着で、勝ち馬との差も0・7秒、0・4秒と徐々に成績を上げている。兄姉は8頭いるが、ここまでJRAでは未勝利。GⅠウイナーの母に、初勝利を贈りたい。鞍上は吉田豊騎手の予定。
●未勝利(牝馬限定)・中山ダート1800m
ギャニミード(牝、ドレフォン×シーリア、美浦・木村厩舎)
ヴィンセンシオ(現2勝、弥生賞2着)の弟。新馬戦は着順こそ5着も勝ち馬とは0・1秒差。道中の手応えから苦戦を予想していただけに、少差の入線は頑張ったと言える。デビュー前に比べると追い切りも良くなっている感があり、前走以上に期待したい。
●未勝利(牝馬限定)・阪神ダート1800m
アグレイビューティ(牝、コントレイル×アレイヴィングビューティ、栗東・上村厩舎)
ここまで2戦し、ともに7着と掲示板にも載っていないが、勝ち馬からの差は0・4秒と大きく負けていない。兄姉3頭は未勝利だが、兄2頭、そして弟もセレクトセールの落札価格が1億円を超えているような良血で、そろそろ馬券圏内に入ってきてもいい頃。ダート変わりで、馬自身の変身にも期待したい。鞍上は岩田望騎手の予定。
◎2歳新規入厩
ミエルモーサ(牝、シルバーステート×ミスエルテ、栗東・松下厩舎)
母は2勝(ファンタジーS)。おばミアネーロ(現2勝、フラワーC)、ショウナンザナドゥ(現2勝、フィリーズレビュー)
エンジャムメント(牝、マインドユアビスケッツ×アムールポエジー、美浦・田村厩舎)
兄デルマソトガケ(現4勝、UAEダービーなど)
※現役馬の成績は3月20日現在
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