専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
土曜東京はデムーロが固め打ち態勢!
2016/11/11(金)
【!】土曜日の推奨馬は、掲載後に出走取消となってしまいました。ご注意ください。
どうも!美浦の古川です。
週中の「四方山話」では戸崎圭太騎手とルメール騎手のリーディング争いについて書いたが、3位につけるMデムーロ騎手も立派。上位2人には30勝差あるが122勝はさすがで、土曜東京でも固め打ちできそうなラインナップ。当欄で取り上げる東京8R・3歳上500万下⑥ウェルブレッドもデムーロ騎乗の期待馬。
休み明けの前走は1番人気に推されたが、外枠で外目を回らされ⑥着敗退。また陣営も「久々で仕上がり途上だったのも敗因。このクラスは一度勝っているので、今度こそチャンスは来る」と言い、ひと叩きした今回は巻き返しを図っている。
この中間は動きが良化しており、ひと叩きした上積みも期待できる。さらに実績のあるマイルに距離短縮しており、陣営は「3走前の時のように積極的な競馬をしてくれれば」と期待を寄せる。乗り替わるデムーロは1度騎乗したことがあるので心配はなく、鞍上が上手く力を引き出せればここで勝っても不思議ではない。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。